昨日まで市場移転の問題を取り上げてきましたが、今日からその影響を受けている臨海部の交通問題について考えます。

 

環状2号線は築地市場の地下を通る予定なので、工事は中断。環2が開通し、都心部へのアクセスが確保されることを前提にマンションを購入した住民も多い。環2は全長14キロの都道が劇的に改善される予定だった。

また、Tokyo2020が決まってからは、晴海の選手村の建設工事関係の工事車両は、環2を使う予定だった。

 

東京都はオリパラには間に合わないと判断し、

とりあえず片側1車線の暫定道路に変更した。片側2車線ならまだしも1車線では、晴海通りや清澄通りに途中で降りる車が増えることは容易に想像できる。

ただその暫定道路も移転延期の後、建設が止まったままである。さらには環2のうち1車線を占有or優先道路にして走らせる予定だったBRTは2年前の11月東京都都市整備局と京成バスとで合弁会社を作る予定であったが、こちらも頓挫したままである。人口が急増しオリンピックの2年後には人口が20万人を突破する中央区に東京都はどのような代替案をもっているのか?

 

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