「防げた死」138人。

東日本大震災から5年。
厚生労働省研究班の調査によると
この時、通常の診療体制なら助けることができた犠牲者は138人。
停電による人工呼吸器の停止や、薬の不足が主な原因。

東京都は各災害拠点病院
非常用発電機と3日分の燃料備蓄を義務付けています。

一方東京都が示す首都直下型地震の最新の被害想定では
電気の復旧までに6日間。
備蓄燃料が切れてしまったら、残りの3日間、
病院の患者はどうなるのでしょうか?

近隣の災害拠点病院が取材に応じて下さいました。
〇江東区病院A
 電力が途絶えた時、命に危険が及ぶ患者100名以上。

〇中央区病院B
 電力が途絶えた時、命に危険が及ぶ患者135人から180人。
 独自に燃料商社と契約しているが、震災時の優先供給体制については未定。

ここでも、昨日のブログでご紹介した、海上からの燃料調達方式が使えそうです。
 

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