毎年、区議会最後の日程となる全議員協議会。

今年のテーマは「オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシー」
講師は、オリパラ組織委員会の参与で、早稲田大学スポーツ科学学術院の間野義之教授。

まず、”オリンピック・パラリンピックレガシーとは哲学である”
この言葉は目からウロコでした。
私たちはつい、”目に見えるレガシーに目が行ってしまう。
例えば、
・東京(1964)の東海道新幹線、首都高速
・札幌(1972)の地下鉄、地下街
・長野(1998)の長野新幹線、上信越自動車道 等・・・

しかし、重要なのは、無形のレガシー。
その意味では長野オリンピックから始まった「
一校一国運動」はまさにその典型である。

マスコミ、そして私たちも、五輪といえばすぐ、メダル数に目がいってしまうが、本来オリパラは単なるスポーツ競技大会ではないので、どの国が、何個メダルをとったという結果は重要ではない。
その証拠にIOC(国際オリンピック委員会)のHPには、そのような結果報告は一切ない。

そこで、中央区に求められるもの。
選手村はオリンピズムの聖地である
この言葉の持つ意味は大きいです。
晴海の公共交通網やエネルギー問題ばかりに注目していた私も反省させられました。

私の質問に対しては、東京都がまず取り組むこととして最低限
・受動喫煙防止法(条例)の制定
・ヘイトスピーチの撲滅
を挙げて下さいました。

「選手村はオリンピズムの聖地である」
これからの私の政策に大きな影響を与えそうです。

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