これまで、中央区は
選手村跡地が1万2千人の街になれば
少なくとも小学校が2つ必要になると答えていましたが、
年末に発表された都の住宅プランでは、敷地が1つしかありません。

そこでこの小学校がマンモス小学校になるのです。
この問題については教育長が答弁しました。

〇文部科学省では(全校で)12学級から18学級までを小学校の標準とし、
19学級から30学級までを大規模校、
31学級以上を過大規模校と分類している。

〇今後の住宅計画を考慮すると、晴海に建設予定の小学校は大規模校となる。

私は、臨海部として同じように人気があり人口が急増している
江東区の豊洲北小学校にも行ってきましたが、
ここは全校で34クラス1262人ですので
文科省の分類だと過大規模校となります。
予想以上の生徒が集まり、
すでに学校の校庭に校舎を増築しています。

また運動会では保護者がグラウンドに入りきらないため校舎の中から見学。学芸会は、体育館の中に入れる保護者の数は制限されるそうです。

続けて教育長の答弁
〇教育委員会として、大規模校は運動会や学芸会の学校行事や
教員相互の意思疎通、児童同士の意思疎通等、運営面での課題があると認識している。

これから、他自治体のマンモス小学校の実態を調査し、
選手村跡地にできる大規模校についても
教育環境について、しっかりと検証するよう要望しました。

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中央区の学校が足りなくなる?
2016年02月25日(木)
 
テーマ:

中央区では、人口急増、子どもの人口急増を見越して
平成24年度に全区域の学校整備の基礎調査に取り組み、
25年2月に
教育環境の整備に関する基礎調査」を策定しました。

 この報告書の中では、
平成34年度で小学校に通う児童は7133人で
249クラスが必要と推定。
そして、この推定を基に、25年度から5年間で
<増築>
・日本橋小学校・幼稚園
・有馬小学校・幼稚園
・久松小学校・幼稚園
・月島第2小学校・幼稚園
・月島第3小学校・幼稚園
<改築>
・豊海小学校・幼稚園
が決定し、工事が進んでいます。

 しかし先日開催された「基本構想審議会」で出された新しい人口推計では年間出生数が2千人を超える中、
小学校の教室は1学年で950人分しかないという数字が・・・

 今後の増改築予定は
・選手村跡地(晴海5丁目)に新しい小学校の他
特認校の
・城東小学校
・阪本小学校

 「少子高齢化対策特別委員会」で委員からの、将来的に学校は足りるのか?という質問に対し、
‟人気のある特認校のクラス数を増やすことや、通学地域の見直しも含め再度、見直す”との前向きな回答がありました。

全国的には少子高齢化が進む中、
中央区では、年齢区分を見ても平成34年以降、
年少人口(15歳未満)が高齢人口(65歳以上)を上回る、という特殊な環境が続きます。
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