舛添都政下で初となる東京都長期ビジョンが
12月25日発表された。
↓詳しくはコチラ
東京都長期ビジョン

感想は、やっぱり
東京への一極集中
都のビジョンなので仕方ないが、
サブタイトルが
"世界一の都市・東京の実現を目指して~”だもの。

最近よく引用される森記念財団の
世界都市力ランキング。
ロンドンがオリンピック後、NO1になったのにならって、
東京も2020を契機に、ロンドン、NY、パリを抜いて
世界NO1都市を目指すらしい。

この是非については今日はおいておいて・・・
この10年スパンの「長期ビジョン」って、必要なのか?

都の長期ビジョンは
2000年「東京構想2000」
2006年 「10年後の東京」  
2011年 「2020年の東京」 
と、およそ5年毎に出されている。
つまり、10年後を見据えた長期ビジョンも
震災や世界的イベントの開催によって大きく変更を余儀なくされる。

また、数値化についても例えば待機児童の解消について
「2020年の東京」では、7万人分の保育サービスの創出とあり、
今回の長期ビジョンでは
15~16年度に1万2千人分、17年度に4千人分とあるが、
このような大雑把な数値が果たしてどのような意味を持つのか?
結果の検証をきちんと行い都民に公開されているのか疑問だ。

実は中央区も
昨年4月、これから10年間の行政サービスの指針となる
中央区基本計画2013」を策定したが、
その半年後、東京五輪開催が決定した。
指針では全てのサービスの基本となる
中央区の人口は10年後の平成35年に約15万人と想定されてが、
五輪開催により晴海の選手村跡地の住宅開発を含め、
人口のピークは17万人とも18万にも膨らむと言われている。

今の時代10年という長期計画にどのような意味があるのか?
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