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中央区平成25年度決算~⑤民生費

中央区では子どもの人口の急増、需要の急増を受けて保育所の整備を進めていますが、
今年10月に開設予定だった保育所が、東京都の認可の取得を断念。
理由は″必要な保育士の確保ができず・・・″と、いうものでした。
保育所の整備を急ぐ各自治体にとって、
保育士さんをはじめとする
人材確保が課題。

このような状況の中で、各自治体は工夫を凝らした待遇改善策を打ちだしています。
名古屋市は臨時職員として働く保育士の時給を100円アップ。
福岡市は年間1人当たり約10万円のボーナスを支給。
横浜市は地方出身者の採用に向け家賃を補助etc

中央区でもいち早く対応し、
平成25年度決算では保育従事職員の処遇改善費用として、
私立認可保育所(8か所)に 1147万円
認証保育所(17か所)に   1709万円の支出をしています。
保育士さん1人当たりひと月約9千円の補助です。

国も動いています。
〇国家戦略特区の区域を含む都道府県で保育士試験を年2回開催
するよう検討
〇15年度から始まる
子育て支援員を将来的に保育士として働けるよう研修・資格取得の道筋をつけるetc.

また、資格を持っていながら現在保育士として働いていない、いわゆる
潜在保育士の活用が重要です。
すでに、東京都の保育人材・保育所支援センターではこのような潜在保育士さんを対象に、
職場復帰に向けた研修・相談会を開催しています。
↓参考
東京都保育人材・保育所支援センター

区も東京都と協力しながら、中央区内の潜在保育士さんに中央区内の保育所で働いていただく環境整備をすることが望まれます。

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