東京都は、2014年の基準地価を発表した。
全用途平均で前年に比べて1.,3ポイントの上昇。
特に、中央・港・千代田の都心3区の伸びが際立っている。
景況観の回復に加え、東京五輪を控え、
再開発の機運が高まっていることが背景にある・・・

全地点中、最も高かったのは
中央区月島3丁目付近の10,8%。
地下鉄月島駅と直結している地上53階建ての超高層マンションは
平均分譲価格7,000万円を超えるが、
第1期販売300戸は完売・・・

まるでプチバブル。
毎朝、月島エリア各地に立って
街頭演説しているので、
日々高層マンションが上へ上へと延びて行くのを肌で感じているが
大丈夫なの?

これまでの中央区は
バブル崩壊後、人口が7万人代まで減って、
定住人口の回復」が一番も課題だった。
その後の再開発と都心回帰。
現在の人口、約13万7千人。
来年にも14万人、つまりバブル崩壊後から倍増する。

昨年4月策定されたばかりの中央区基本計画2013
によると
これから10年間の中央区の施策の基本となる
人口想定。
2023年(平成35年)に約15万人でピークに達する?
その後、2020東京五輪の開催が決まり、
この想定はもはや崩れている。
改定された
豊洲・晴海開発整備計画によると
現在人口約9千人の晴海地区だけで、将来の居住人口43,000人。

先日発表された東京都の資料によると
晴海5丁目(選手村予定地)は
14階建て以下の中低層建物中心の街並みと説明していたのが
"超高層タワーも配置"という文言が加わっていた。

大丈夫なの?
東京都は都有地を民間事業者に売って
民間事業者は効率の良いタワーを造る。
そこに住むのは中央区民。
教育や、福祉等行政サービスの責任があるのは中央区。

大丈夫なの?
小学校が少なくともあと2校、中学校1校、
保育所、病院、高齢者福祉施設、商業施設・・・
もちろん新たな公共交通網。
2年後のBRT(高速バス)サービス開始が、
都の広域事業となりさらに3年延期されることが発表された。

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