この夏は、積極的に区内を回り
2~3人という少人数での意見交換を重ねてきましたが、
その集大成としての区政報告会。

ゲスト講師の
福岡政行さんのお話は、
広島土砂災害の現地レポート、
そして安倍首相の対応のまずさの指摘から始まりました。
これぞ、先生の提唱するフィールドワークを重視する
実証的政治学」です。

今回の講演のテーマであった野党再編・政界再編について興味深いお話が。
2009年、みんなの党が生まれるとき、
江田憲司議員と渡辺喜美議員に新党結成について相談を受けたそうです。
翌年の参院選でみんなの党は躍進。

当時なぜ、その後の野党再編につまづいてしまったのか?
そして、今回の野党再編のカギは?
公務員改革・地域主権・という原点を忘れてはいけない。

そして、脱原発。
話は、この秋の福島県知事選挙に。
具体的な候補者名はまだ明かせないということでしたが、
原発再稼働を進める自民党に対し、
福島から明確に脱原発を発信していくということでした。

後半は私の区政報告&参加者の皆さんとの意見交換会。
最近の地方議会・議員の不祥事について。
特殊な「議会文化」とうものがあり、閉鎖的なのではないか?
議会の常識は一般社会の非常識?
選挙の時しか、有権者の声を聞かないetc

また、私からは前例を重んじる文化についてお話ししたところ、
福岡先生から”改革は前例を打ち破るところから生まれる”との
激励をいただき、意を強くしました。

2020に向けた街づくりについては、
今後はソフト面・行政サービスの充実について、
特に公共交通網の整備について、
BRTとゆりかもめのお話をしましたが
折しも前日に東京都の都市整備局が、
「都心と臨海副都心とを結ぶ公共交通に関する基本方針」
を発表。
ただしBRTについては中央区は晴海地区将来ビジョンの中で
平成26年度(2016年度)の運行開始に向け・・・
としていましたが、
今回の東京都の基本方針では2019年度運行開始(予定)
となっており、気になるところです。

会の最後に"少子化対策”について感極まるご意見をいただきました。
私は地方議員として、このような地域の皆さんの想いを受け止め、
しっかりと政策に反映させ、実現することが仕事であるとの思いを強くし、
皆さんのために「24時間闘います」宣言をして閉会となりました。


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