中央区のお隣り江東区では
平成23年6月「豊洲グーリーン・エコアイランド」構想を打ち出しました。
その中の「6つの視点」の一つが
"
環境と人にやさしいエコモビリティの導入"であり、
"自転車の共同利用により、まちの回遊性を高める"としています。

その視点が具体化したのが
臨海部コミュニティサイクル
で、
平成24年11月から実証実験という形で、
平成25年11月からは24時間営業も始まりました。

運営主体は江東区ですが、
運営事業者は
NTTドコモ
区から事業者への助成等はありません。
事業者は現在、利用者の使用料とマップへの広告&自転車本体(ドレスガード)への広告等の収入で運営しています。
今現在は持ち出しの方が多いということですが、今後の展開・発展によってはビジネスとして十分成り立つのではないでしょうか。

現在臨海部(豊洲・東雲・有明・青海)にあるステーションは21か所。
・公園 7か所
・道路(都道)7か所
・民有地 7か所

利用者の利便性を考えると、このステーションをいかに増やしていくかが課題です。
まず道路(都道)に関しては、現在実証実験ということで警察からは"暫定措置"として使用許可がおりているそうですが、本格開始後は未定。
しかし、最近の舛添知事の動きを見ていると、都は積極的に協力することが期待できます。

民有地についても、集客面から、積極的に敷地を提供する民間企業は増えるのではないでしょうか?

さて、これからの課題としては
広域連携への取り組みです。
港区
が今月末から
千代田区
が10月から実証実験を開始します。
この2つの区でも事業者は同じNTTドコモ。
ただし、機能をさらに発展させて自転車本体に貸出しと返却機能が搭載されており、自転車ポートを設置する必要がありません。
広域利用のためには江東区もこのシステムに変える必要があります。

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