今年の憲法記念日(5月3日)に発行された
日野原重明氏の"十代のきみたちへ~ぜひ読んでほしい憲法の本”
昨日はこの本を通して日野原先生が子どもたちへ伝えようとした
「命の大切さ」「憲法の大切さ」について書きましたが、
今日はその他に、私がこの本を読んで意識を新たにしたこと。
憲法改正派は最初に憲法96条(憲法改正には衆参各議院の総議員の3分の2以上の賛成が必要)だけを改正し、必要な議員数を3分の2から過半数に引き下げようとしています。
これは「憲法のこの部分がおかしいから変えよう」というのではなく、
「憲法は変えにくいから変えやすくしよう」という作戦で、このやり方はおかしい。
今の日本国憲法は
「国民が大臣や天皇、国会議員、公務員に守らせる憲法」ですから、
変えるときも「国民が本心から変えたいと望んだ時」
そのためにも時間をかけて議論することが必要です。
安易にハードルを下げるやり方には私も賛成できません。
付録として巻末に日本国憲法全文が掲載されています。
大人の皆さんにも是非、読んでいただきたいです。
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