予算特別委員会(教育費①)
公的年金の支給開始年齢が段階的に65歳に引き上げられることを受けて、
今年4月から新たな、”公務員の義務的再任用制度”が始まる。
これは教職員についても同じ。
フルタイム・短時間勤務も含めた希望者全員が基本的に再任用されることになる。
今後も大量退職が続く教育の現場で、この制度は教育の質に関わる重要な問題である。
”ベテランの知恵や知識を次世代に伝える絶好の機会である”と共に
”生活のために勤務し続ける教員が増えれば若手に悪影響”を及ぼす。
との懸念の声も多い。
また、短時間勤務の教職員が増えると
・担任ができない
・修学旅行などの学校行事に支障をきたす
・部活動の顧問ができないetc
現職の先生方のの負担が増える。
ベテラン=優れた教員とは限らない。
しかし、これまでの非常勤職員のように実績を考慮しながら契約を毎年更新するわけではない。
”希望すれば基本的に必ず雇用される”大変恵まれた制度なのである。
もちろん中央区で直接教職員を採用しているわけではない。
今後は、東京都と連携し、再任用の方針とルールを明確にすることを希望する。
若い先生方の採用に支障をきたさないよう、
学校における健全な「世代交代」を阻むことになっては絶対にならない。
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予算特別委員会(土木建築費①)
中央区の隅田川沿いは、
コンクリートの直立堤防(いわゆる「カミソリ堤防」と
盛り土による幅の広い堤防(スーパー堤防)が混在しています。
東京都の政策であるスーパー堤防は、
工事のための強制移転はなく、
建て替えなどの開発に合わせて実施されるからです。
現在、月島3丁目児童遊園の隣りのマンションの建て替えに合わせて
このスーパー堤防工事が行われています。
この工事と合わせて児童遊園の再整備も実施されています。
問題は工期です。
3年前に始まったこの工事
工事現場には3月31日竣工と書かれてあり、地域の皆さんは、
児童遊園と、緑道の再開通(地元では人気のお散歩コース。現在は工事のため通行止め)
を楽しみにしていました。
ところが今日の質問の中で、月島3丁目児童遊園の再オープンが6か月遅れることがわかりました。
都の事業であるスーパー堤防の工事が終わらないと公園の整備に入れないというのです。
また、児童遊園内にある公衆トイレの改築についても、入札不調で、再入札が行われています。
確かに月島3丁目児童遊園の改修については、今年度(25年度)予算で約1億2千万円計上されていますが、このトイレの改築については、今年度の補正予算で、新たに約2500万円計上されています。
工事については、このところの建築費や人件費の高騰などの状況もあり理解するところもありますが、、問題は情報開示です。
半年の延期といえば、大幅な変更です。
「児童遊園」は、児童福祉法に規定されている児童福祉施設です。
実際、3年前に今回の工事のためクローズするまでは、
地域の子どもたちの身近な遊び場でした。
すくに、現場の表記を変更し、地域の方々に工期延長と
児童遊園再オープン延期のお知らせとおわびを掲示するよう要望しました。