昨日、映画「永遠のゼロ」を見た感想について書いたところ
たくさんの反響をいただきました。
海軍兵学校で終戦を迎えたと紹介させていただいた父について
今日はもう少し書こうと思います。
ギリギリで戦場には行っていないわけですが、
海軍兵学校の教育&訓練は大変厳しかったといいます。
その影響か?元々の性格なのかわかりませんが、大変厳格な父で、
しつけの厳しさに関するエピソードには事欠きません。
①大学時代の門限は10時。夜の予定については朝、“文書で”報告させられる。
②家に電話がかかってくる(当時はケータイなど無い)可能性のある友人のリストを提出させて、そのリスト以外の人からの電話は取り次いでくれない。
③学割定期券は“学問する”ために与えられたものなので、遊びやアルバイトに行く時はたとえ、定期圏内であっても使ってはならない。etc.
ちょっと厳し過ぎる感もあるのですが(笑)
時間を守る、約束を守るなど、悪いと思ったら謝る等、当然の社会のルールも叩きこまれました。
一方私は娘に対して本気で向かい合っているのか?
生きていく上で大切なことをちゃんと伝えられているのか不安です。
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永遠のゼロ~永遠の平和
2014-1月7日
私はまだ、小説の「永遠のゼロ」を読んでいません。
ですから小説や百田尚樹さんへの先入観は捨てて、純粋に映画の感想です。
これは戦争を美化もしてないし、反戦映画でもない。
“いのちを繋ぐ映画”、生命賛歌とでも言ったらいいでしょうか。
だから涙もろい私がこの映画を見て泣かなかった。
どちらかというと勇気づけられて映画館を後にしました。
主人公の宮部は愛する妻と娘のために“死にたくない”と叫ぶ。
教え子や部下たちにも“生き延びること”を伝え、
そのメッセージを現在は老人となった男たちが今もしっかりと覚えている。
今、私たちは全てこのような命を引き継いで生きています。
最後のシーンで登場する幸せそうな多くの親子・家族。
平和な時代に命を繋いでいくことの意味を改めて考えさせてくれる映画でした。
永遠のゼロは永遠の平和へのメッセージです。