今、新しいタイプの図書館として

 

武雄図書館とともに注目を集めている

 

くまもと森都心プラザ図書館。

 

JR熊本駅前という立地ながらかつては人通りも少なく、

 

駅前の再開発という重大な任務がありました。

 

 

そこでプラザ長でもある田中榮博図書館長が考えたのが

 

“徹底的な接遇”

 

館内では10年以上の経験を持つ司書10人が

 

コンシェルジュとして利用者(ここではお客様と呼ぶ)に気を配ります。

 

 

本の配置も人の“動線”を考えて。

 

例えば、児童書の本棚の隣りが母親向けの本棚という風に。

 

あるいはテーマ別に配置されていて、

 

“ビジネス”のコーナーでは、

 

半沢直樹の原作本など、ビジネス界を描いた小説、資格取得の参考書、就職関連本、ビジネス雑誌・・・

 

と、いうように分類コードにいは一切こだわっていません。

 

 

森都心プラザ図書館は紀伊国屋を中心とする6社の共同企業体でつくる指定管理者が運営しています。

 

田中館長は、スタッフに常に自由な発想で新しい図書館のアイディアを募ると共に、

 

熊本市に対してはあえて厳しい評価を求めていると言います。

 

そのことで、スタッフも図書館も成長するからです。

 

平日にもかかわらず、午前中からシニアや大学生・小さなお子さんを連れたママ達が集まり始め、

 

午後には中・高校生も加わってほとんどの席が満席に。

 

館長の言葉どおり、「滞在型」の図書館としてしっかりと市民の皆さんに活用されています。

 

 
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