予防接種については、リスクとベネフィット、
つまりリスクはあってもそれを上回る効果が期待できれば有効という考え方です。
この数字をご覧ください。
平成22年に厚生労働省の国立感染症研究所が出した
「HPVワクチンに関するファクトシート」から引用しています。
まずは、ベネフィット。
HPVワクチンによって予防が期待できる
16型と18型の一般女性の感染率はそれぞれ0,5%と0,2%足して0,7%。
このうち感染しても90%が自然排出するので
持続感染はその10%で0,07%
持続感染しても軽度異形成の90%が自然治癒するので
(子宮頚がんに発展する可能性のある)
中等度・高度異形成に発展するのはさらに10%の0,007%。
10万人のうち7人
次にリスク。
厚労省が今年3月11日副反応検討会に出した資料より。
サーバリスク製造販売業者によると
サーバリスクの接種者が273万人。
このうち重篤な副反応が認められたのが785件。
この2つの数値をわかりやすくすると
ベネフィット 10万人のうち7人に効果が期待できる
リスク 10万人のうち28,75人に重篤な副反応がある。
しかも中等度、高度異形成に発展しても
検診(細胞診)+HPV・DNA検査で
ほぼ100%発見でき、
その後適切な治療でおおむね100%治癒すると、
3月28日の厚生労働委員会で厚労省の健康局長が答弁しています。
あなたは概ね100%発見・治癒できる隔年での検診(副反応ナシ)と
副反応がインフルエンザワクチンよりサーバリスクで38倍、ガーダシルで26倍
重篤な副反応に限るとそれぞれインフルエンザワクチンの52倍と24倍であるHPVワクチン
どちらを選びますか?
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