幼稚園といえば、お弁当を食べて2時にはお迎え、
と思っていらっしゃる方もまだ多いと思います。
でも、今の幼稚園は16:30まで預かってくれるのです。
これは、「預かり保育」という文科省がすすめている制度で、
平成9年度から私立幼稚園に対し、私学助成を措置することから始まり
19年には学校教育法の改正、
20年には幼稚園教育要綱を改訂してります。
文科省がここまでして“子育て支援”に乗り出すのは
幼保一元化(文科省と厚労省の一元化)対策、
というのは、うがった見方でしょうか・・・
いろんな意味で中途半端な制度です。
現場の幼稚園からすれば、過重労働、職務の煩雑化の問題、
保護者からすれば16:30までというのではフルタイムでは働けない、
受け入れ数が少ない。etc
中央区では、明石・有馬・月島第一の3つの幼稚園で実施されていますが
今年度も申込みが定員を越えて、3園とも抽選が行われています。
ただ、利点もあり、利用に保護者の就労の有無は関係ありませんので、
たとえば介護とか、資格取得に向けた勉強のための利用なども
できます。
これからのワークライフバランスの実現、働き方の多様化の実現には
有効のようです。
いずれにしても中央区でも需要の増加が見込まれますので
実施園の拡大、受け入れ数の拡大に取り組んで参ります。
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