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湖南省で日本語教師

湖南省の某所で日本語教師をやってます。専攻は中国語で、まだまだペーペーですが頑張ってます。

中国語ファイターのみなさんこんばんは、「中国語界の荒ぶる大鷲」ことかんのでございます。


どうもご無沙汰しております。私的なことで、恐縮ですが、最近は「論文 → 日本語の授業」の繰り返し・・・。夏休みだというのに、大変充実しております。中国語を話す環境にも恵まれており、毎日忙しながらも、大変幸せに過ごしております。


“开场白”もこの辺にして、本題に移りましょう。昨日はTSUTAYAでDVDを借りてきました。その内の一本が、ジェット・リー主演の映画「SPIRIT(原題:霍元甲)」です。


―この映画のあらすじ―

 清代末期。名門武家に生まれた主人公ユェンジャは、父・霍恩第から病弱だと言う理由で、武術を教われなかった。 だが、兄や他の弟子たちの練習をこっそりと盗み見、親友のジンスンの助けも借りながら、独学で習得して行った。 やがて、成長し、大人になったユェンジャは、連戦連勝。天津では彼に敵う者はいなくなっていた。 親友のジンスンすら止められない傲慢さから恨みを買ってしまい・・・


この映画、すごくいいんですよ~。何がいいって、「あ~中国だな~」って感じられるんですよ。しかも、時代がちょうど日本を含む列強に侵略されていた時代なんですが、日本に対する皮肉だとか嫌味がない。むしろ日本に対する尊敬の念すら感じます。


 さっき、「あ~中国だな~」って感じられたって言ったんですけど、その内のシーンの1つを紹介します。和訳は僕が勝手にやりました。

(主人公の霍元甲の弟子が、ライバルの秦一派にボッコにされたので、霍元甲が直々に秦一派の親分にお礼参りするシーンにて・・・)


霍元甲の親友、農勁蓀が秦爷に決闘を申し込んだところ、止めに入る。(ちょうどこの日は、秦一派の親分の誕生日で、ちょうど農勁蓀が開く店でバースデイパーティーをしてたのだ!!)


農勁蓀「你太过分了!!秦爷的客人都在用,什么事不能改天在说啊!?」
(お前どんだけだよ!!みんなでお祝い事してるんだぜ、日を改めってことできないのかよ!?)

霍元甲「徒弟受辱我不能坐视不管」(弟子がコケにされて黙ってられっかよ!!)  

農勁蓀「不管你发生什么事,我不允许你在人家做寿的时候胡闹」
(何があったか知らんけど、みんながパーティーしてる時に馬鹿なマネはよせ!)


霍元甲「你说我胡闹!?」(馬鹿なマネだって?)


とまあ大体こんな感じです。どうです?「お祝い事してるんだから、日を改めてにしろ」なんて・・・いいですね~。相手にどんな恨みがあって復讐する時でも、お祝いごとはそれよりも優先すべきことなんですね^^いやはや、素晴らしい・・・。


あと後半で、ジェットリーと中村獅童が、対戦前にお茶を一緒に飲む時の会話が非常にイイ!!日本と中国のお茶に対する考え方の違いがわかる、とてもよいシーンです。


ストーリーはシンプルながら、非常に良く作られてると思います。おススメですよ!


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