日常に、うっかりとそそっかしい性格を十二分に発揮しているのですが、加齢が進んでくると一層のこと世間の仕来たりに対して、頓珍漢な様相を発揮させている日々のように感じています。
日頃黒いいカバンを持ち歩いているのですが、持ち物の財布から小銭入れから手帳から名刺入れから携帯電話からその殆どが黒ずくめの様相をしていて、カバンの中に入れるまでは良いのですが、取り出す時の混乱というか戸惑いが最近特に増えてきているように思います。
黒いスーツに黒いコートを羽織って、黒いカバンを持った自分の歩く姿を街のウインドーに写してみて、時に似合っていると穿ってみたり、ダサいと嘆いてみたりしているのですが、黒ずくめの欠点がカバンの中にあります。
今日もJRに乗ろうとカバンの中を漁っていて、手探りで黒いSUICAのカード入れを探すのですが、なかなか馴染んだ感触が手に触らなくて、電車の時刻が迫っているのに気ばかりが焦っても一向に手に触ってこないのです。
駅舎の途中まで行っても、慌てふためきながらカバンを大きく開けて中を覗くのですが、黒ずくめのカバンの中は真っ暗に同化してしまい、カバンの中にある品物が確認できないのでした。
太陽の光を探しに屋外まで移動してから、陽光をカバンの中に燦燦と差し入れて、漸くにしてカバンの中に入っている様々な小物を確認することができたのですが、肝心なSUICA入れが見当たらないのでした。
乗車する電車の時間が迫ってきている中で時計を確認しながら、カバンを大きく振ってきて偏って空間を作る探し方をしてみても、小物の数の中に見つけることができなかったのは、結局のところ背広のポケットにSUICA入れが入っていたのでした。
毎日こんな頓珍漢なことばかりを続けているので、関係するスタッフや家族からも呆られているわけで、日々反省をすることが多いのですが、こうした悪癖を友として自身の個性として仲良くしていこうと、開き直りの観念しているところです。
自分としてはせめて人様に嫌な思いをしてもらわないように、しっかりと心掛けているのですが、家族からよく忠告され指摘を受けることが、家から出てからの他人様への外見が良すぎることだそうです。
事業所や家族や身の回りではあまりにも幼稚な失態ばかりで、今一人気と評価が低すぎるのですが、そこはそこで自己認識をしていまして、しっかりとして理解をして受け止めることにしています。
せめて生き様だけは誰にも負けないと自覚をして、自身の能力の中で管理して向上させることができる模索は、できるだけ一生懸命に謙虚な性格を目指して、自己形成に結びつけることを念じているのです。
そんな意味合いを心得る中から、人様からの生き様を知ることと、感受性豊かに人様の生き様を身につけようと信じて、ことあるごとの勉強の場を心掛けているところです。
毎月届けて頂く月刊誌の致知誌に掲載されている、いろいろな方からの投稿文から啓蒙されているのですが、投稿されている方がご自身の生活の空間で経験された生きた人生観を主張されていらっしゃる文章には、大きな感動と学びを享受させてもらっています。
慌てふためき漸く間に合ったJR車内では、早速真っ黒なカバンの中から致知誌を取りだして、生きた人生観を読み込むことができ、ほぼ記事に感銘をうけての集中度を継続でき、心のこもった人間形成のための読書に専念することができました。
今さら人間形成を考えることもないのですが、致知誌を愛読されている読者の方々の向学心と謙虚さ
は素晴らしく、幼稚な自己研鑽は反省をさせられて、うっかり性格を改善させることに啓蒙をしてくれて、生き様の真似をする学び取りや価値を示唆してくれています。