代々我が家では正月気分も今日6日でお仕舞い、朝一番で門松の松納めをしたのですが、お飾りとお供えの餅をすっかり納めれば、あとは15日の日にドンド焼きでお飾りと古い注連縄を焼き尽くして、その灰を庭にまいて厄除けのお参りをするだけです。

明日には七草粥、二月に入って節分が三月には春分があって、慌しい中にも時間の経過が早く過ぎ去っていき、一年の時節が川の流れのように季節を変化させて、振返る余裕も無く流れ去ってしまう一年の気配を感じています。

今我が家のなかで正月を感じさせてくれるのは、真新しい注連縄が神棚に飾ってあるだけで、その藁の香ばしさだけが正月であることを感じさせていますが、世間では各家それぞれの仕来たりや慣習が承継されているのだと思います。

世の中とは他人が感じる度合いと自分が感じ取る度合いは、自ずと体験している内容によって変わってくるものですが、その様子が我が家と同質のものであると、その反応は体験者としても何倍もの深さや濃さをもって理会することができます。

テレビ媒体をもって報道される場面と接することができた時に、過去に我が家とか自身が経験をしたことを、第三者の立場になって客観的に観察をすることができ、新たな気付きや学び取りができることがあるものです。

それぞれのお宅にある習慣や伝統も、テレビ媒体を通して同じ様子が流れてくると、やけに親近感が増したり馴染が増したりして、媒体が紹介してくれる場面の奥にある真髄に、強い思いをよせることができてしまいます。

昨晩に夕食を終えてテレビ鑑賞をしていましたら、12チャンネルのテレビ東京が19時から放送されました、尊い命を救いたい!!激録!救命救急24時、と言う緊急医療の激務を主に報道されている番組を観ることができました。

緊急を要する脳や心臓の疾患や大怪我の治癒を、担当する専門のドクターの厳しい日常を密着報道していたのですが、人の尊い命を懸命に護るスタッフの献身的な働き振りを、感動をもって知ることになりました。

一刻も猶予がない生死の境をぎりぎりに運びこまれて、心配する家族の待つ中、最新の医療設備を駆使して迅速にも長時間の執刀作業は、肉体的にもぎりぎりの厳しい作業であることを見る思いがしました。

2月に経験した自身の急性心筋梗塞の治療の様子を、まざまざと思い出されてしまい、カテーテル施術を使って脳梗塞を治療する様子には、細い血管を通してのカテーテル施術が、神業の集中度と専心技術であることが伝わってきました。

手術室でのベッドで、執刀医とスタッフの皆さんの2時間に亘ったご苦労の様子は、しっかりと認識をしていた心算ですが、客観的にみせてもらうことで、患者を取り巻くチームの皆さんが沢山いらして、限りなく見守って看護をしてくれている事実を知ることができました。

入院中も十分に感じていたのですが、深夜も患者の看護をするスタッフが張り付いていてくれたり、役目役目で献身的に働いていてくれたスタッフには、素直に心からの感謝をしてしまいました。

テレビの報道から、病院で治療中の様子やリハビリ完治快復をされた様子が刻々画面から伝わってきて、渾身をふるって尊命と闘ってくれる医師やスタッフの雄姿
が、自身の入院体験から感情移入されるほど感受できました。

人生で初めての手術であり入院生活であったのですが、こうして体験者としてありがたさを知ることができたことが、快復された患者さん以上に、病院のスタッフの皆さんに、心から尊敬のお礼を伝えなければなりませんでした。