人の気分性とは単純なものだと思ってしまうことは、昨日のような曇天の一日で底冷えのするお天気には、一日中気分が滅入ってしまい、まったくマイナス思考の時間が過ぎ去っていました。

人様から届いた元気なメールの文書に刺激を受けて、反省をしながら有益な時間を創作するための意識は高くしている心算になっていたのですが、発奮はすれど元気溌剌には至らないままの、無駄な時間経過が情けなく過ぎ去りました。

一転して抜けるような好天気になった今朝には、漸く日の出する輝きが増した太陽に向かって、手を合わせることができ、自然と崇拝のこころが磨かれていることが嬉しく、自身の人間形成が少しでもレベルアップされていくことを願うのでした。

この年齢まで生かされてくると、善悪の諸行を様々に経験してきた人生の中で、一年一年と善行が増してきていることを実感して、いまではすべての生活空間の善行を求めている信念をもっています。

若かりしころには、それなりの悪行を当たり前のように、発揮させていたことが懐かしのですが、これも自分の人生の一齣であることを自覚して、ひとつの人生経験の一部と受け止めて、積極的な反面教師に活用させていくことを学び取っています。

生まれ持った意気地なしの性格から、流転の人生を経験する中で、年々悪行を体験するたびに、反動的に人生に関する書籍には興味があったほうで、学生のころから松下幸之助さんや亀井勝一郎さんの、人生哲学に関する書籍である、人間の心得に目を通すようになっていきました。

本棚の奥に、ひっそりと古本として存在している亀井さんの書籍は難しく、今読んでも一時一句が重く感じるのですが、何十年も前の学生時代には、どのように解釈して読み耽ったのかあまり記憶がありません。

松下幸之助翁を私淑するようになってから、翁の発行したPHPの月刊誌を手続きして、毎月配達されるPHPを好んで目にすることになり、手軽な大きさに分かりやすい文章に安心して、真髄に惚れ込んでいった記憶が蘇ってきます。

翁は、素直なこころになりましょうと言う言葉を、ことあるごとに主張されていまして、当事とすれば素直なこころと言う言葉が新鮮で、一層翁が発信する活字に虜になっていったものです。

人生の転換点とは人それぞれで、明確に記憶に残ることもあれば、まったく意識に残らないほどの、日々の流れのなかで自然と変化や進化がされていることがあります。

毎月購読する書籍も、長年親しんで学んだPHP誌から致知誌を購読するようになって、まだまだ満ち足りていない己の人間磨きに邁進していこうと思っているところです。

年齢に関係なく、学ぶ言葉とのご縁を楽しみにして
、まだ見て取れない未見の我を見たくなってしまい、本棚の一角で古びたままになっている亀井勝一郎さんの人間の心得を再読したくもなりました。

めぐり合うご縁の深さを確認しながら、その重さを貴重な礎とさせて、さらなる学びとりに励んでいければと思うし、快晴の心意気をわすれないことを心得てみたいものです。