天高く馬肥ゆる秋が長らく続き、暫くの間素晴らし陽気を満喫していたのですが、ここにきて不安定な雲行きとなって、小雨が昨日今日と続く天候不順な日々になりました。

天気予報で表現する洗濯日和とは良く言ったもので、青く澄み切った青空は絶対的な信頼感があって、心地良さの大きさとあわせて、精神的な安定感が十分に満足されてきます。

心情感情が優先される生身でありますと、お天気状況に気分が左右される傾向が強くあって、季節が変化する風情も不思議なほど感じ入って、まともに精神的な影響を及ぼされてしまいます。

日常のなかで当たり前に慣れきった生活のなかに、住環境が少しでも変化をおこすと、おかしなことに、なんだか妙に落着かない様子になってしまい、心寂しく憂うつになってしまうものです。

曇天な今日は、子供達が時間のある時にと、愛犬の避妊と歯石の掃除をするために、早朝に二匹を動物病院に連れて行きましたので、賑やかに動き回っていた愛犬がいないまる一日間は、まるで無音の部屋にいるようで、少しばかり寂しい思いもしていました。

愛犬たちも家族から離れ、麻酔を受けて初めての経験をして、さぞかし心細く疲れきって帰宅することでしょうが、家族の一員としてお互いを慰めあう相手が、数多く存在していることが心温かく嬉しく思っています。

同じ動物仲間として、感情を豊かにすることができる工夫は、お互いに癒しあって慰めあえば、それ相当の思い遣りの積み重ねとなってくれますし、毎日が家族としての連帯感の絆が強まっていたのです。

言葉は違っても、家族を思い遣れる場があることが嬉しいですし、思い遣れる対象がいることが尚更感激するし、時として悪感情となりますが、同居してくれる大切さも宝物となっていたのでした。

夜になって治療が終わった愛犬が、二匹揃って迎えを受けて帰宅しましたが、避妊の子は只管寝入って鳴き声もか細く、歯石除去の姉犬は水分が摂れない指導をうけて、食事と水分補給ができなく、いらいらの落ち着きがまったくありません。

動物として種は違っても、命を宿す生き物として思い遣れる連帯感は、不安になっている愛犬から家族愛を伝道してくれて、家族が揃った安心感をお互いが感じ取ることができたところです。

お互いの存在を無視することもでき、思い遣ることもでき、喧騒にもでき、様々な感情を許し合える家族の存在と、大きな愛情を確認することができた、愛犬が同居している家庭の風景でした。

一時の感情をもって判断するのでなく、心からの思い遣りのキャッチボールが出来やすい家族愛を、至宝としている幸せを大きく育てるだけです。