何時も穏やかに物事を判断して、出来るだけ人様への迷惑を掛けないことを心がけているところでありますが、ヒョとした切っ掛けで腑の中に眠っている我侭虫が起きだして、とんでもない行動に出ることがあることは、とっても反省をしながら恥ずかしくも思っています。

毎日の生活には思うが如し物事は捗らなくて、じれったくも苦痛になって、何かしらの形で鬱憤を重ねてしまい、腑の中にはストレスが大きく積もり重なる様子です。

日常の経験する中で精神的に大人になっていく様子は、協調と融和の世界でありますが、性格が丸く丸く温和になって行くのが加齢と共に実感されていたのですが、地に隠されている本性はなかなか簡単に消せるものでなく、どこまで何時まで眠らせておくことが出来るかが、自分が持つ人の大きさのように思えています。

特に際立った厳しい状況は変るわけでもなく、生活環境が厳しいなりの進捗が捗々しくなくあっても、家人とも平穏な毎日が変わりなく過ごしていた今朝のことですが、姉愛犬が朝食の盗み食いから、自制心が切れてしまい、徹底的な暴力をもって叱りつけてしまい、愛犬は尾をだらりとたらして怯えきってしまい、逃げ惑う後を追ってまで、足を使って暴力をふるってしまいました。

たしかにルール的には愛犬の盗み食いが悪いのですが、その行為の落ち度には多分に飼い主も責任があることを知っていて、何時もの通りに頭にピンタを一発お仕置きをする程度で済んでいたのです。

これほど感情に任すままに、手と足を使っての暴力沙汰は、感情抑制できる成人男子としても、随分破廉恥であって、人の懐と心の大きさがまったく無いことを証明することになったわけです。

暴力を振るっている時の行動とは裏腹に、頭の中では抑制力が働いていることが気が付いて、それこそ子供の我侭が無邪気に発揮された形になっていましたが、血が頭に昇ってしまった狂気沙汰は、ただただみっともない幼児性をさらけ出し、反省することが暫く続いてしまい、落ち込むほど情けない思いです。

毎日溢れるほどの愛情をもって、姉妹犬の面倒をみている心算りなのですが、人の持つ自制心の弱さを愛犬にぶつけるほど、未熟な行動をとってしまった自身の反省度をどのように納めて、家人と姉妹犬に謝りを伝達するかが戸惑うばかりでした。

愛犬のほうが遥かに大人でして、犬ができているように感じてしまうのですが、凶暴を振るう飼い主が情けないと怯える姿が可憐で、そばで訳が分からないままでいる仔犬が戸惑う姿をみて、漸く醜い行動を収めることになりました。

この一件があって、一日中不愉快な気分であったのですが、夕刻の日課の散歩の途中で、公園のベンチで二匹と一人の円陣を組んで、今朝の奇態と反省をお互いに納得しあうことの儀式をしてみました。

なんとなく理解されたのか、出だしは気まずい気分があった散歩でしたが、何とか蟠りと反省がお互いに理解でき、いつもの快調な散歩をすることができ、ほっとしている飼い主です。

人には大きく、己は小さく、心を円く、腹をたてずに気を長~くすることを、長年心の中に備えて置いたものが、今回の件を機会にして反省をこめて再点検しています。

飼い主を支えてくれている愛犬のご利益を受けながら、家人共々自制心と快適な感情をもった、良き大人の人間を目指したいものです。