毎日が気忙しいとのコメントばかりが文字化していますが、それでも全国高校野球の甲子園便りが気になって、ついついテレビやネットを開けてしまっています。

昨夕も第4試合に行なわれる母校の結果が気になって、移動する車の中ではテレビを観ていたのですが、夕食会場でも何人かの友人から試合経過を尋ねられ、皆さんが出身校とは関係なく、郷里の学校が活躍して欲しい純粋な応援魂を発揮されていました。

今朝になって母校の千葉経済大学附属高校が強豪近畿大学附属高校をを破って二回戦進出を知ったのですが、新聞を広げてみて知ったことは、プロ野球セリーグの中日チームの山本昌投手が42歳の最年長で200勝を達成したことが報道されていましたし、パリーグではオリックスの清原選手が40歳で怪我を克服してヒットを打ったことが、大きく活字になっていました。

年齢の衰えと言うか、毎年必然的に加齢されて年齢と共に自然劣化する肉体では、肉体を酷使するプロスポーツでは、我々が知りえない大きな疲労から、きめ細かなメンテナンスが欠かせない厳しさを乗り越えて、疲労したアスリートが、勝敗や数字に挑戦をする姿は感動を伝えてくれます。

ユニホームを身につけて大観衆のグランドのスポットライトの照明をうけて、華やかな活躍をする姿は、誰しもの心の中に羨望と夢を重なり合わせて、ファン心理を高めてくれるのですが、選手自らの自己責任と管理は、並々ならぬ努力と限りない挑戦の克己心が連続しているのでしょう。

常に衆人からの厳しい視線と期待を受けて、自ら節制する生活からは、傍目からみるほど羨望の余裕は無いのかも知れませんし、自制心から来るストレスや不安は、意外なほど生きる豊かさを感じないのでしょうか。

我々庶民が一生を掛けても稼ぐことが出来ない高額な手当てを受けても、一生の保証があるわけでなく、厳しく過酷な運動から怪我をする確立も多いわけですから、その享受と負担とをバランスよく管理できる者と、それを超越し飛躍することができる者が、一回りもふた周りも大きな成績を残せる大スターになりえるのでしょう。

これほど各種スポーツが盛んでいても、最高位置を極めるアスリートとなると、ほんの一握りの人なのですが、なんの職種でも言えることは、頂点を極めることができる人とは、人と自分を大切にでき礼節を重んじることができる人だと言うことです。

我武者羅な肉体的な強靭だけを追い求めた格闘技でさえ、ファン心理に耐えるだけの節度ある常識が要求され、人間性を重要視されています。

相撲で言う心と技と体のバランスこそ、人の心の中に尊敬と同情とを共有できる、最善な同行二人に反映されていくのでしょうか。

プロスポーツの過酷で厳しい環境の中、山本投手と清原選手が年長者として頑張っている姿から、尊敬と畏敬の念が増すことを期待しますし、一年も長く記録達成に向けての挑戦の姿をアピールして欲しいものです。

甲子園で日々奮闘している高校生の選手も、やがては期待に応えて、厳しい競争に打ち勝った者が生え上がってくるのでしょうが、是非とも心技体の優れたアスリートとして、多くのファンを魅了させて欲しいものです。

選手も応援も爽やかな礼節の交流があるならば、大舞台で活躍できる蔭のスターが、これからはどんどん出世をして、栄華を見せてくれることを期待しています。

頂点を極めた選手と目指して頑張っている生徒の関係を、ファンが一番理解して、じっくりと豊かな心をもって見守り、温かな拍手と応援をしていく必要がありそうです。