以前から気になっていたものの、漸く手にすることができたのは数年の月日が経っていたように思いますのは、月刊『到知』誌を講読することでした。

ウエッブ上で到知社にアクセスして、さも愛読者の境地になっていた時間が長く、3月号からの講読ですから、まだ半年も時間が経っていません。

この本に巡り合うまえのことですが、松下幸之助さんが主催していた、『PHP』誌を浪人の頃から読み始めていて、形式に拘りをもつ性癖があるために、早速年間購読を始めて、暫くの年数を郵便配達をされる、PHPに目を通していました。

このPHPにたぶんに意識をして発行されたのが、到知ではないかとおもえるほど、月刊誌の意図するところの趣旨は同じように感じていますし、到知が世代層と読者層を高く設定しているように思えます。

PHP社もそうでしたが、出版社が企画する講演会が数多くあって、毎月単位で何かしらの催事が案内されていますなか、先月には千日回峰の荒行を満願された、修験者塩沼亮潤さんの講演会に始めて参加することが出来て、定員を超過する札止めの活気ある空間で拝聴することができました。

会場には老若男女の意識の高い方々が目を爛々と輝かさせて、修験者の唐突とした苦難行を、一心不乱に聴き入る姿が新鮮な感動を呼び起こしてくれて、久し振りに満足をした講演会でした。

好きなクラッシクコンサートの帰路に味わう、身体中に沸き起こる満足感と優越感を楽しむ感覚を思い出して、JRの帰路車中では一気にパソコンのキーボードを夢中で叩いて、昂ぶる感情を文章化していたほどです。

その会場には到知出版社の出版本の販売コーナーがあって、休憩時間にちょっとばかり気に留めておいた書籍が『小さな人生論』全三巻でした。

先週末にあった、100歳の禅士松原泰道さんの講演会への申し込みが、なぜなのでしょうか迂闊にも忘れてしまい、50名ものキャンセル待ちが生じていることを電話で聴かされて、正直に思ったことは、これだけの真面目な方々が、一生懸命になって自身の心を磨くために、講演会に夢中になっている姿は真に頼もしく感じられました。

本気になって松原泰道さんのお話を聴きたい方が、熱心にも順番待ちをされているのでは、キャンセルなんてありえないことを悟って、これもなにかの機縁とばかりに、前から気になっていた『小さな人生論』を送付願う購入手続をさせてもらいました。

週明けの今日になって全三冊が届いたのですが、以外や普通の単行本よりはひとまわり小ぶりな書籍なのですが、一ページ目を開けて読み始めると、そのまま引きずられて読書人になってしまうほど、読みやすく分かり易い人生論なのでした。

あえて小さな人生論と表題されていますが、誰しもが己を律する必然と大切さは、自分自身の小さな心の中で大きく涵養されあって成長できることが、語彙は違えどすべてに共鳴されていると感じています。

先代にいる偉業を成し遂げた方々の、力強い人生論も、所詮は克己心である学びあう素直さから、共感を得ることなり、人生を感動をもって受止めている方々の力強さが、自分磨きのエネルギーになっていることを学び取ったところです。

人生何歳になっても、謙虚な心と自分を律する剛毅と向学心を養えること
を、幸福の道筋に重きをおいて生きたいものです。