衝突した瞬間に遠い昔のできごとが蘇ってきて、最近経験していることは還暦を過ぎて二度目の人生を過ごす中で、過去の強烈な経験が、再度巡りまわってきているように思っています。

午後にあった草野球チームの試合に出掛けてきたのですが、チームとしては第二戦目、自身はいろいろな事情があって、初めてユニホームを身に着けて、初戦を意気込んでグランドに向かうことになりました。

最近愛犬の散歩時に感じていたことですが、足元に疲労感があって、やけに足運びが重く感じていましたので、できるだけ準備運動を軽いランニングに専念するほど、準備万端に運動をすませました。

後輩の配慮があったのでしょう、先発のセカンドを任されて、意気込んで守備についたり、三回の打席に立つ事ができ、それなりに試合を堪能することができましたが、相手チームの一塁野手に体当たりを受けたり、デッドボールを左脚関節に受けたり、ファーストの守備に入った瞬間に、ランナーと衝突をして、どんでん返しをさせられたり、おおよそ当たり役を一人で請け負ってしまった試合になったようです。

お陰様で、大事に至らなくて、打撲と擦過傷と胸に頭突きをくらって、瞬間に息が止まってしまいましたが、現在のところ肋骨が大きな鈍痛を感じ、大きく息ができないくらいで、今のところこうして丈夫にいれる幸運を感じています。

問題は明日の朝になってからで、おそらく身体のあちこちが筋肉痛で、今回は衝突の後遺症が多少あるのではと、少々懸念をしているところですが、スポーツの醍醐味を久し振りに体感して、程よい疲労感が心地よく感じとることができています。

ナインからは労わりの声と一緒に、随分キツイジョークが混じって聴こえてきましたが、一塁手が捕球をした時点で、ファーストベースの守備に入って交錯をした時の、衝撃的な三回転捕球がアウトになった判定が嬉しくて、最後まで捕球を護った喜びを感じ自負をしています。

衝突した瞬間に胸が圧迫されて、息苦しくなってしまったのですが、この辛い思いでは小学生の時に、鉄棒から落っこちて、そのはずみで胸に嫌というほどぶっつけて、そのときにも小学生は深呼吸ができない辛い時間を我慢したのでした。

その苦い思い出が鮮明に蘇ってきて、こうして人生を長く暮らしていると、はるか昔の経験が、まったくの再現の出来事と重なりあいました。

頭の中ではその初体験の時には、どんな出来事があって、子供心にどんな思いをしていたのであろうか、是非とも知りたい内容の一つになって、同じ場所の苦痛に興味が湧いてきました。

三度目にあった激突で、グランドを転げまわった恰好で、座り込んでいる初老人を、多くの後輩達が駆け寄ってきてくれて、声がけやユニホームの泥を叩いてくれたり、なかなかの敬老の労わりを享受することができ、テレビの青春物ドラマを観るおもいでした。

人生を送る中で体験する様々な出来事は、過去に似たような場面が必ず重なり合うようで、加齢が増せば増すほど、走馬灯の場面が多く残影されてきているように思います

不思議なことに、ここに至って難儀を経験している身としても、5年前に久し振りで飼ってみた愛犬が、再度子犬が仲間入りしたり、人生の節々で経験してきた、大きな歯の治療も再発していますし、事ほど左様な巡り合わせは、すべてが善処できる良縁となっていることが嬉しいのです。

久し振りに身体をぶっつけたり、大きな青なじみを作ったり、擦り傷が痛くて我慢が出来なくしかめっ面をしていても、内心では時の節目にあるラッキーな叱咤であることを、好意的に信じて、幸運のなせる果実益を期待しています。