もう12年も前のことですが、うちの長男が成人式前の年齢の時に、台湾の高雄市に始めて訪問して、1週間のホームステーを経験する機会がありました。

最初予定されていたステー先に一泊したのは良かったのですが、急遽二日目からは他の友人の宿泊先に変更となって、驚きと戸惑いで大変であったと、帰国した倅から第一声の報告をうけた記憶があります。

以前から家族同士の付き合いをしていた友人が、倅を引き受けるのは自分が賄うと主張して、急遽予定を変更させて二日目からの宿泊を引き受けてくれたのです。

後日談なのですが、高雄の友人が解説するに、一番の友人の倅を引き受ける先は、当然自分だと自己弁解と説明をして、私の倅がホームステーすることが周知していなかったと、一生懸命に弁解をしていました。

今年で連続して13回目になる、高雄北区ロータリークラブとの、ロータリアン関係子弟の短期交換が、この春休みを利用して行われているのですが、その第2回目の派遣交換生として倅が仲間と訪台したのでした。

所属するロータリークラブの姉妹クラブとして、締結されてから33年間の経過がされているのですが、様々な奉仕活動を実践してきた中でも、子供達のホームステー交流と小学生の書画交流事業が、一番理解がされて大きな利得に結びつくことができていると認識しています。

18年前に入会したてから夫婦で訪問させて貰っていますから、古い会員も比較的新しい会員も阿吽の呼吸で親善交流が重ねることができて、今では大勢の仲間ができて、少しだけ本音の意見交流をさせてもらえるようになりました。

行き来するたびに大きなお土産を頂く慣習があって、新人の頃には一種感激の喜びを味わうことがあったのですが、年数が重なってきますと、お土産が友情の証でないことに気付き、意見を言える立場になってからは、堂々と合同委員会での主張を伝えていたのです。

今後は心と心の交流に重きをおいて、お土産無しの姉妹クラブ訪問をしていきましょうと、問い掛けしたのですが、国民性が違ってか、即実行させる判断が難しいと返事されてしまいました。

短期の子弟交流も同じことで、万年同じ形式を踏襲するだけではなんの進歩も無く、ただの観光旅行と同じことで、少しは時代背景と子供達の為になる奉仕活動に目覚めなければ、ただ回数を積み重ねている形骸化だけになってしまいます。

子供達も親御さん、提唱するロータリアンも奉仕活動を通して、いろいろなことを学びあえる機会として、原理原則にある理論も学び取れる姿にしたいものです。

家族と一緒に自己満足をするだけの奉仕であれば、あえてロータリークラブでなくともできる環境が沢山ありますが、いまこそロータリーだからこそできる奉仕を目指すために、確りと理念を理解して自分の心の形成に結びつける役割
を強く意識しているところです。

ただ前例に従がうだけでなく、ただ批判をするだけでなく、よく全体の流れと個々の意義を、積極的に見極めていきたいものです。