昨夕は、まさしくベートーベンのシンフォニー第6番田園を思い出す、突然に天空が真っ暗になったと思ったら、春雷が轟いて稲妻と雨が嵐のように吹荒れていました。

近隣にある桜花の木は満開の花びらを見せびらかせて、冬の間の厳しい寒さを吹き払うように、誇らしく淡いピンクを咲き開いて満足しているようです。

いろいろな雑木の枝枝からは、若葉の萌芽が顔を出し始めて、桜花の淡さを楽しみながらも、心が和む新緑が日々楽しみにもなってきています。

甲子園では選抜高校野球が熱戦をしていますし、プロ野球も開幕して、スポーツにも熱が入るし、エネルギーが最高に昇華してくるのが実感されます。

今日の第一試合では、母校に当たる千葉経済大学附属高校が、素晴らしい試合を展開させて、ベスト8に名乗りをあげてくれました。

後輩たちの活躍を頼もしくも誇らしく感じながら、野球の試合結果ばかりを目標とするのではなく、野球と言うスポーツの場を通して、高校生としての人間性を磨いてもらい、社会で活躍する場において、人の為に思い遣りをもって役立つことができる、懐が大きな人になってほしいと願うのです。

厳しい練習に耐えられてこそ、大勢のチームメートと競う中で、限られた枠の選手登録がされて、数々の試合を勝ち抜いていく選手たちが、時にはスランプに悩み、時にはレギュラーを外されて悩み、苦しみを重く抱えるようになります。

白球一筋に青春を謳歌することも人生の選択肢かも知れませんが、正選手の選抜にのみ期待を持つのではなく、控え選手に成った時こそ輝きを持たせて、裏方の苦悩を味わう中で、人間関係の助け合いを学び取って欲しいものです。

青春の真っ只中、のんびりと学園生活を楽しむこともできるのですが、あえて厳しさに立ち向かって挑戦する選手達に、大きな声援をしてあげたいものです。

人の立場になって物を考えられる、人を思い遣れる、そんな人生を構築できる若者の将来を、溌剌と甲子園のグランドで活躍する野球部選手に、大きな期待をかけてしまいます。

母校が選抜大会で勝ち進むほどに、試合で活躍する晴れやかな姿と同じように、学生らしさの輝きも身につけてもらい、青春の純粋さを満喫して欲しいものです。

季節が一日一日と変化をしてくる中で、自然界から発散される大きく強いエネルギーを、われわれ人類は改めて感謝をしなければいけないことですが、日々恵みを享受していることに報恩をできる思考や意識を確認したいものです。

春の息吹きのエネルギーを満喫しながら、青春を野球に賭けている後輩の熱き情熱が、上手く重なり合うことができるように、春の萌に期待をしています。