今日の穏やかな日差しにひな祭りを迎えても、昔ながらの風習で雛壇飾りをされている家庭が、どれ程の数でされているかは窺い知れませんが、せめても御はぎやさくら餅くらいは、口にして季節感を味わえると嬉しいものです。

三月に入って陽気は一気に春爛漫へと、一直線に暖かくなっていきますが、庭の片隅には雑草が伸びだして、一足早く新緑の萌を見せ付けています。

迎える季節ごとに催されている古くからの仕来たりが、徐々に消えうせていくなかで、世代間で季節の受けとる感覚にバラツキがあるようです。

ここまで陽気が暖かくなりますと、自然と心が軽くなって、頭の回転能力も開放的になり、自分自身のもつ能力範囲を越えて、思考と行動がリズミカルに昇華していくのが分ります。

我が身を思えば極寒の厳しい寒さを心底味わうことができ、冬来たりなば春遠からじの心境で、銀行との長年の懸案事項が纏まって、漸く氷解できるための前進ができました。

先日来取引銀行と融資の相談をしていたのですが、その結果が今週にも出されると、先週末に担当者から伝達されていました。

早ければ週中には結論がだされることを期待しているのですが、結論を待つ身としては、一時間でも早く朗報を聞きたい心境で、すっかり春の陽気が安定したひな祭りの日に、大きく強い願望を抱いているところです。

今年は春遠からじの心境を、これほどまでに真剣になって感じ取ることはなく、自分の経営管理能力が無いことを恥じたり、嘆いたりしているのですが、せめても時流とともに流れる技を上手く身に付けたいものです。

天空から降り注ぐ春の陽光を眩しく受止めながら、長い冬眠から目覚めた後の対応を、心嬉しくあれこれと思考をしているのですが、先ずは冬眠をする前のつまずきを反省しているところです。

冬の寒さで静かになっていた自然界も、温度が上昇するごとに、地中に眠っていた昆虫や小動物が、本格的な活動を始める時期になり、五感で感じることの喜びが一層賑わってくるようです。

季節を優しく愛でることができるのも、この世に生きれる豊かさがなければ体験することができなくて、耐えていくだけの氷河期がない生活を目指して
、冬眠のない新たに得られるステージを、最も大切にしていきたいものです。