仕事先にいましたら、突然思いがけない方から携帯に電話が入って、所属する組織の内情について問われてしまい、出先での受信であった為に、改めて電話を掛けなおすことになりました。

間もなく始まる新年度からは地域の責任者として、もてる能力を遺憾なく発揮する立場にある方で、その準備を兼ねた会合で良く席をご一緒するようになりました。

この方とは、丁度二年ほど前からお付き合いが始まったばかりですが、なぜか馬が合うといいますか、人生思考の波長が合って、お互いに忌憚の無い話をする仲間として、それぞれの意識の中にインプットされてきたようです。

最高責任者が年度によって交代する組織は、その所属する団体の基本的な理念は普遍なのですが、地域の人事とか運営の仕方については、その年度の最高責任者がもつ、理想のイメージに大きく特徴が左右されてきます。

日程や組織を作るための作業も、まったく人任せの方もいれば、この方のようにすべてご自身が納得をするために、最初から最後までを注文を入れながら、細かく決めていく方などいろいろです。

年度を任された広い地域の中を、幾つかの大まかな地域グループに纏め、補佐的な役割の人を指名しているのですが、私が所属する地域の補佐役を指名することと、会合の開催日程についての地域情報を提供して欲しい旨の依頼が、今回の電話でなされてきたのでした。

ある程度は組織のたたき台ができているのですから、その地域の重鎮の方にお聞きすれば済むことなのですが、どうしても私自身の考え方を参考にしたいとのことでした。

年齢的にも先輩に当たり、地域のご活躍ぶりも幅広く、大きな名籍を残している方ですから、自信をもって堂々と進めることできるのですが、私の意見を求める器の大きさと謙虚さが分ります。

何度か躊躇する態度を御伝えしていくうちに、私の平凡さと偏らない立ち位置と、自己意見をはっきりと述べるからと、是非参考になる相談をと願われたのです。

人から請われる立場にいる自分を、改めて誇りに思っているところですが、こうした機会にも奢ることなく粛々と対応をしていかなければと自覚をしています。

世の中には斜めにものごとを見つめる方がいるものでして、時の指導者と密にしている人に対して、指導者に媚を振る人と評価をしてみたり、陰湿な陰口を叩くなど批判的になる人種が、少なからず存在するのが伝わってきます。

もっともっと心を大きく開き、素直になって人を評価できる余裕を持って欲しいものですし、相談を受けている身としては、できるだけ冷静に謙虚になって中庸を心得ているのですが、心得足りないことが無いように一層の学びをするだけです。