成田空港にJRで向かい、台湾の友人を見送りの為に、暫し出発ロビーに滞在していたのですが、時間帯なのか中国からの旅行客が圧倒的に多く見受けられました。

到着ロビーでは勿論のこと、出発ロビーも空港内全体も中国からの団体客が、大勢列をなして移動をしている光景が目に入り、空港の彼方此方で交わされている中国語が耳に入り、カップルで座っていたり、家族で買物をしている様子が数多くありました。

国家の成長経済状況が、そのまま国民の豊かさに反映されているのでしょうか、お化粧もファッションもまったく国際的なレベルと、資本主義社会に堂々と溶け込んだ仕草は、アジア圏の覇者のように、成田空港では窺うことができました。

成田空港に行くたびに感じ入ることは、人も車も溢れるほどに満杯で、賑わう光景からは景気が悪い兆候すら感じ取れない活気が溢れています。

世界中の人々が交錯するこの時空にいるうちに、自然と元気が湧き上がってきて、覇気が高まる心地良さを楽しむことが好きで、機会があるたびに散策をしています。

帰宅する際には、暫しJRホームのベンチに座っていたのですが、家族ずれ三人が不安そうに地図を広げて相談している様子がありました。

暫し時間が経ってから父親らしい方が、スージュク・スージュクと地図を片手に尋ねるのですが、意味がまったく理解できなくていましたら、もっている地図を指差す先が東京の新宿でした。

片言の英語がまったく利かなくて、身振り手振りで応対をしてあげたのですが、新宿まで行く電車は、成田エクスプレスだけで、快速電車ですと錦糸町駅か東京駅で乗り換えるための説明が必要になります。

日本語で説明をするにも乗り換えの仕方が難しく、ましてや中国の方では説明の使用が無く、お互いが途方にくれるばかりでした。

せっかくの国際親善の係わり合いが、悪い印象をもたれることを懸念して、一生懸命に地図にメモを漢字で書き込んで案内をしてみましたら、高額な成田エクスプレスを利用するそうで、ここでも好調な経済を窺うことができました。

空港内ですれ違った人も、空港地下のホームで応対した人も、お国の中国の勢いを誇りにしているようで、北京オリンピックを国勢発揚に高めることになるのでしょうが、同じ空港内で感じた、それぞれの国家の成長スケールを思い浮かべてしまいました

袖摺りあった多少の縁が、今後は親日の親善大使として、民間外交に発展してくれることを願いながら、帰路のJRで一人瞑想をしていました。