何回となく話をしたり、聞きあっている話題なのですが、仲のいい旧友との茶飲み話には、聞き飽きた話が繰り返されてしまう要素があります。
お互いに初めて耳にしたつもりをし合って、気配りをしているのですが、知っている話の内容を確認するかのように、お互いに顔を見合ってにやりとしてしまいます。
知っていること、分かっていること、全てをあからさまにしては、あまりにもそっけないということで、全くつまらないことですが、こんな気配り同士が深夜まで男二人の会話をしているのです。
無駄な時間といえば無駄なのですが、男の世代を超えた交流とは、結構簡単すぎるアホさ加減が、適当な効果を生むものです。
簡単なことなのですが、相手の立場を護ってあげることが基本的な要素ですので、馬鹿になれる利口者より、知ったかぶりの博学者ほど、自分の生きる範囲を狭めているようです。