第23回。皆様こんにちは放光寺(松本日光)です。今回は新春の風物詩であるダルマ様のお話をします。ダルマ様は正式には菩提達磨または達磨大師と呼ばれ、5世紀後半から6世紀前半にかけてインドから中国に私たち曹洞宗が属する座禅を根本とする禅宗を広めた名僧です。9年間もの長い間座禅をした為に足が腐りダルマのようになったといわれています。偉大な功績により後世になり座禅をした姿が現在のダルマ様のお守りの姿になったと思われます。親しみのあるダルマ様ですが、購入時に宗教的な歴史と伝統と意義をお守りとして考察すると、自ずと禅宗に属する放光寺(松本日光)に於いて、お経を読まれた祈祷ダルマをお求める事が本来のダルマ様の姿であるような気がします。年中放光寺名入りダルマは各種類置いてありますのでどうぞお求めください。次回も現代におけるダルマ様のお話をします。それではお体に気をつけられ宜しくお願い致します。

                           放光寺(松本日光)住職より

 

○放光寺厄除大縁日に観音様のお膝元に飾られる大達磨