みなさんこんばんは!
いつも大変お世話になっております。
国土交通省にて国際基準調和(WP29)に基づき二輪車排出ガス低減対策として、 車載式故障診断装置『OBDⅡ』導入の義務づけに関するパブリックコメントの公募が開始されています。
そこでみなさんにもご協力をいただき、意見をどんどん上げて頂きたいと思います。
■パブリックコメント公募ページ(案件番号 155190915)
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM
パブリックコメント公募ページには数多くの案件が載っていますので、ゆっくりと探してください。
3ページ目の真中より少し下にあると思います。
MSTDETAIL&id=155190915&Mode=0 現在、多くの二輪車の車両には『OBDⅠ』とい
う有害なガス等の発散防止装置の機能に支障が生じた場合において、運転者に警
報する装置が搭載されております。
今回の『OBDⅡ』につきましては、より具体的な故障検出項目等が対象範囲になると想定されます。
■新型車2020年12月~ ■継続生産者2022年11月~
故障検知対象の診断項目は情報収集中ではございますが、
①触媒劣化、②O2センサー又はA/Fセンサーの不良 などが診断項目として追加される予定です。
OBDⅡの導入による影響は、新車価格の上昇と、アフターマフラー開発が難しくなることになります。
全国オートバイ協同組合連合会としては、以下旨の意見を提出したいと考えています。
・国内の二輪車全体の排出ガスは四輪車全体に比べてはるかに少量であり、OBDⅡ義務化による効
果は、限定的である。
・また4輪車に比べて車体価格が安い二輪車はOBDⅡ義務化による製品の販売価格上昇の割合が大きくなり、ユーザー負担が大きい。
・国内の二輪車販売の回復を官民挙げて取り組んでいる中で、価格上昇によるユー
ザ負担が大きく、かつ効果の限定的な今回の措置の実施には反対である。
皆様には今回のパブリックコメントを確認して頂き、OBDⅡのパブリックコメントに対して、
ご意見を直接国土交通省側に提出のご協力をお願いしたく存じます。
ご意見提出については、法人名・個人名どちらでも受付可能となっております。
【意見募集期間】2019年7月17日(水)まで必着
お手数をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
是非、地方からも意見を出して見ませんか?
これからの二輪業界の為にも・・・・・
愛媛県二輪自動車協同組合
副理事長 菅 信明