今週のレース情報! | かんのぶのブログ

みなさん、こんばんは!

 

遅くなりましたが先週末行われた第11戦モトGPチェコ大会の結果をお知らせします。

2週連続の開催となった今大会は、ウエットコンディションでのスタートとなり、波乱のレースとなりました。

 

その中でもヤマハのロッシは確実な走りで2位表彰台を獲得!

優勝はクラッチローで最高峰クラス初優勝!

イギリス人ではバリー・シーン以来で35年ぶりになるそうです。

 

それに対して2番グリットからスタートしたロレンソは、序盤から調子が上がらず、中団でのレースとなってしまい、終盤はマシンの乗り換えなどで手間取り、17位でのゴールとなりノーポイントになってしまいました。

オーストリア大会では2位を獲得したロレンソですが、ウエットでのレースでは最近まったく精彩がありません。

早く以前のような走りができるよう、スランプを脱出してほしいものです。

 

■大会名称:第11戦チェコGP
■開催日:2016年8月21日(日)決勝結果
■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■周回数:22周(118.866 km)
■観客数:82,066人
■コースコンディション:ウエット
■気温:17度 ■路面温度:19度

 

ウエット・コンディションで始まった決勝は、タイヤ・チョイスが重要な鍵を握る一戦となった。ロッシはグリッド2列目から慎重なスタートを切り、タイヤが暖まるのを待ってアタックを開始した。

C・クラッチロー(ホンダ)に先行を許したあと、D・ペドロサ(ホンダ)、B・スミス、P・エスパルガロについて行って一気にパスする。

10周目には、A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)がマシン・トラブルで遅れたため、9番手まで順位を上げて、さらにクラッチローのテールにつきながらD・ペトルッチ(ドゥカティ)とM・ビニャーレス(スズキ)を抜き去る。 A・エスパルガロ(スズキ)が戦列を離れたことで、次のターゲット、M・マルケス(ホンダ)の背中が見えて来る。この時点で残りは7ラップ。
自己ベストタイムを記録しながら好走を続けるロッシは、1ラップ後にH・バルベラ(ドゥカティ)をとらえ、さらにA・イアンノーネ(ドゥカティ)をパスし18周目には2番手へと浮上。

その後もペースを緩めることなく後続を引き離していったが、すでにトップとの差が大きく開いていたため2位獲得へと作戦を切り替えてゴールし、貴重な20ポイントを獲得した。

 

一方のロレンソも、ロッシと同様のタイヤ・チョイスでスタート。慎重にタイヤを暖めながら一旦は後退するものの徐々にペースを上げていった。

レース後半に入ってタイヤ・グリップがさらに上がると、10番手まで追い上げたが、残り7ラップになってフロントタイヤのセンター・トレッドを激しく消耗したため予定外のピットインを余儀なくされてしまった。

スペアマシンには、フラッグ・トゥ・フラッグのレースとなる可能性を想定してスリック・タイヤが装着されていたが、路面は依然としてウエットの状態。

そのため1ラップを走行してすぐまたピットに戻り、この間にタイヤを履き替えた1台目のマシンに再び跨りレースを続行した。

これによって完走を果たしたものの、17位とポイント圏外に留まった。
ロッシは20ポイントを加算して合計144ポイント。これでランキング2位に上がり、トップを53ポイント差で追う。

 

ヤマハモトGP情報

http://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2016/rd11/160821-rd11.html#_ga=1.247114884.1265310185.1469762681