4年連続チャンピオン決定! | かんのぶのブログ

先日鈴鹿サーキットで行われた全日本ロードレース最終戦で、JSBクラス ヤマハ ファクトリーレーシングの中須賀選手が「ヤマハ発動機の創設60周年記念カラー」で走り、レース1でチャンピオンを決め、記念イヤーに花を添えました。


中須賀選手は4年連続で6度目のチャンピオンです。

今シーズンは新型R1で全8レース中7勝と他を圧倒する速さで、2位の高橋巧選手に54ポイントもの差をつけてのチャンピオンでした。


2週間前に岡山国際に応援に行った時も、圧倒的な速さで優勝。

最終戦も、チャンピオンへのプレッシャーなど微塵も感じさせることなく両ヒートで優勝するなど、来期のチャンピオンも期待できます。


中須賀克行がレース1を制して4年連続チャンピオンを決定!!
さらにレース2も制して全8レース中7勝を記録!!



■大会名称:2015全日本ロードレース選手権シリーズ第9戦 MFJGP
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2015年11月1日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821Km)
■周回数:第1レース9周、第2レース15周
■天候:晴れ ■コース:ドライ
■観客数:14,500人


YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行が、レース1を制して4連覇を達成。レース2でも優勝し、全8レース中7勝する圧勝となった。


土曜日の予選結果から、レース1、レース2ともにポールポジションスタートとなった中須賀は、10周という超スプリントレースのレース1に臨む。

しかし、レース直前のウォーミングアップランで転倒者のマシンからオイルが洩れたためにスタート進行が中断。結果、1周減算の9周で争われることになった。


好スタートを切った中須賀だが、第1コーナーまでに高橋巧(ホンダ)、加賀山就臣(スズキ)の先行を許してしまう。

しかし2周目には加賀山、高橋を相次いでパスしトップに躍り出る。そしてこの2周目からコンスタントに2分06秒台で周回を重ね独走体制を築くと、今季6回目のポール&ウィンを達成。

同時に、全日本ロードレース史上初となる4年連続、通算6回目のチャンピオンを獲得した。


レース2は20周で争われる予定だったが、他のレースが赤旗による中断などの影響もあり、日没を考慮して15周に短縮されて始まった。

そして1周目は津田拓也(スズキ)と、この津田に続く中須賀が後続を引き離して終了。

その後、4周目に野左根航汰と高橋がこの2人に追いつくが、すぐに高橋は後退。

優勝は津田、中須賀、野左根の3人に絞られた。だが、上位陣が9周目を終えたときに、スプーンカーブでの転倒車からオイルが洩れて赤旗中断。仕切り直しのレースは7周で争われることになった。


そのオープニングラップは、津田を先頭に中須賀、渡辺一樹(カワサキ)、加賀山、野左根が集団で戻ってくる。だが、2周目のスプーンカーブで野左根は転倒してリタイア。

一方、この2周目の第1コーナーでトップに立った中須賀は、着実にラップタイムを上げると、圧巻は6周目に2分05秒986を記録。このペースには誰もついてくることはできず、中須賀はこのレース2も優勝。これにより、今シーズン全8レース中7勝を記録してシーズンの幕を閉じた。


ヤマハ全日本ロードレース情報