『2015 モトGP観戦記』
10月10~11日に、「ツインリンクもてぎ」で開催された、モトGP第15戦日本グランプリの観戦に、今年も行って来ました。
9日、金曜日の夕方に松山を出発して、翌日の6時ころに、
いつもの道の駅に無事到着。
予選日の土曜日は、ゲートも空いていてスムーズに入れます。
今年からモトGPに復帰したSUZUKIさんは、ブースも大きくなっていました。
DUCATIさんはいつもと同じのようですね。
こちらも今年からモトGPに参戦しているApriliaさんのブースです。
バイクなどを展示していましたが、ちょっとこじんまりとしていました。
HONDAさんのブースには、朝から多くの人が集まっていました。
HONDAさんのブースには、マルケスが乗ったモトGPマシン、RC213Vが展示されていました。
YAMAHAさんのブースも多くの人で賑わっていました。
ここで全日本モトクロスに参戦している、ヤマハファクトリーの安原くんとお姉さんのさやちゃんに遭遇。
最終戦にチャンピオンがかかっている、レディースクラスのさやちゃんに「絶対チャンピオン!」と声をかけておきました。
また11月末に発売される、KYBのサスペンションを装着したMT-09も展示されていました。
ステージには、今年の鈴鹿8耐で優勝したYZF-R1と、優勝トロフィーが飾られています。
優勝トロフィーのとなりには、キング・ケニーが乗っていたYZR500も展示されていました。
また今回は、ロッシが乗っていたYZR-M1に跨っているところを、自分のカメラで写真を撮ってくれるというサービスも行っていました。
当然私たちも撮ってもらったのですが、土曜日は1時間待ちだったのであきらめ、日曜日の朝早くに行き撮ってもらいました。
それでも50分くらいは並ぶ、人気コーナーでしたよ。
跨れば気分はGラPイダー!かな?
中央エントランスのイベントには、ゆるキャラで人気のくまもんも参加していました。
相変わらずロッシのグッズを売っているお店は賑わっていましたが、今年はロッシの調子がいいからか、例年以上に多くの人がいたように感じました。
このりっぱな建物は、たばこメーカーのマルボロの建物で、体験受付中と看板があり、中で何かやっているようで、こちらも多くの人が並んでいました。
このマルボロは今回初めてみましたが、たばこを吸わない方は関係ないようでした。
今回は今までに行ったことのないところから、走りを見ようと思い、まず、90°コーナーの内側に行ってみました。
ここにもご覧のようにカメラマンが並んでカメラを構えていました。
かんさと奥さんも撮っていましたが、ここから撮ると、こんな感じに撮れるんですね。
この写真はモト2クラスのモリワキレーシング、高橋裕紀選手です。
次はダウンヒルストレートから90°コーナーに入って行くところです。
ここは激しいブレーキングが見られます。
毎年行われている、DUCATIのタンデムでの体験走行ですが、ダウンヒルストレートでは200キロ以上出ているように見えました。
ここはちょっと遠いのですが、第3コーナーです。
S字コーナーの裏側も、ネット越しにたくさんのカメラマンが
カメラを構えていました。
コースのすぐ横には、ドクターの乗ったメディカルカーが、もしもの時にすぐに出動できるよう待機しています。
こちらはドクターヘリですが、このヘリが飛べない状況だと、レースだけでなくすべての走行が中止になるそうです。
ここはV字コーナー側から見たS字コーナーです。
ここからはバンク角の深い、いい写真が撮れそうですよ。
この写真はかんさと奥さんが撮った、モトGPクラス予選中のロレンソとロッシです。
マルケスの肘すりのシーンです。
ロレンソもマルケスに負けないくらいはバンクしています。
テック3のエスパルガロなどは、もう落ちているんじゃないかと思うほどのライディングでした。
予選も終了して、帰る前にいつも立ち寄るホンダコレクションホールに行くと、世界選手権でホンダが700勝を達成した、記念のステッカーが配られていました。
途中に停めていたスクーターにこんなナンバープレートが付いていました。日光市のご当地ナンバープレートです。
四国ではなかなかお目にかかれませんね。
夕方、道の駅「もてぎ」からサーキットまで、R123号を1.000台近くものバイクがパレードを行います。
道の駅「もてぎ」では県警の音楽隊が演奏、バイクが道の駅から出るときはすべてのバイクが出るまでは国道は通行止めとバイク天国みたいです。
『10月11日 決勝日』
11日の決勝日は雨!モトGP観戦7回目ではじめての決勝日が雨になりました。
傘を準備して、カッパを着て出発です。
雨にも関わらず、朝早くから続々とバイクや車がやって来ています。
雨は小康状態ですが霧が深く、スケジュールが狂ってしまいました。
オープニングセレモニーも無くなり、航空自衛隊のジェット戦闘機の歓迎フライトも中止になってしまいました。
フリー走行の時間も大幅に短縮され、12時過ぎからモト3クラスの決勝がスタートしました。
ロッシがいつものようにモト3クラスのスタートを見に来ていました。
周回数を20周から13周に変更して行われた決勝も、多少の転倒はあったものの、大きなトラブルも無く、無事に終了。
レース結果は1位アントネッリ、2位オリベイラ、3位はナバロでした。
13時からはモト2クラスがはじまります。
写真は出光ホンダ・チームアジアの中上貴晶選手で、予選は7位と、まずまずのポジションです。
13時過ぎにモト2クラスがスタートしました。
雨はほぼ止んだのですが、濡れた路面コンデションの為、
23周から15周に減算されてのレースになりました。
日本人の中上選手は序盤3位まで順位を上げて大いに盛り上がったのですが、残念ながら3位走行中に転倒して脱落してしまいました。
優勝は先日チャンピオンになったザルコ、2位フォルガー、3位コレテセという結果でした。
この時点では雨は上がっていたのですが、路面状況はウエットありドライに近いところもありと、難しい状況ののようです。
予選でコースレコードを更新しながらポールポジションを争った、ヤマハの二人が予選で1位2位を獲得。
ロレンがポールポジションで、ロッシが2番グリットでした。
14時過ぎにスタート!
モトGPクラスは周回数を減算されることなく、24周のレースです。
ロッシがポールポジションを取ったのですが、すぐに3コーナーでロレンソが抜き、ヤマハのワンツーでレースをリードします。
序盤からトップに出て、安定したラップで走行するロレンソのピットクルーがサインボードを出しています。
この時は丁度半分くらいだったので、みんなロレンソの優勝を想像していたと思います。
こちらは2位を走行中のロッシのピットクルーですが、ロレンソに離されなかなか差を縮められないいので、ちょっと焦っていたかもしれません。
レースも中盤から終盤にかけ、思わぬ展開になりました。
4位を走っていたホンダのペドロサが、すごいペースで追い上げてきて、ロッシ、ロレンソを立て続けに抜き、一気にトップにあがり、それに引っ張られたロッシもロレンソをパスし2位となり、そのままの順位でゴール。
雨の為一眼レフカメラを持って行ってなかったので、ここからはオーロラビジョンを撮った写真になります。
2位でゴールしたロッシは、スタッフと抱き合って喜んでいました。
序盤は独走で、誰もが優勝すると思われていたロレンソですが、終盤の失速で3位となり、インタビューでもちょっと元気がありませんでした。
一方2位となったロッシは、チャンピオン争いをしているロレンソよりも前でゴールでき、インタビューの受け答えも滑らかでしたね。
ヤマハファクトリーの中須賀選手は大健闘で、8位でゴールしました。
よっぽど嬉しかったのか、ペドロサには珍しく大喜びしていました。
表彰式の後、レジェンドライダーのケニー・ロバーツが、YZF-R1のヤマハ発動機創立60周年記念カラーでサーキットを走ります。
私なりにはYZR500で走ってほしかったなぁ~!
もう一人のレジェンドライダーはフレディ・スペンサーで、RC213V-Sで走りました。
こちらもNSR500で走ってほしかったなぁ~!
二人の走りを見た後、渋滞の車の横をすり抜けながら、道の駅に帰ります。
YSP松山東も今年から定休日が月曜日になり、茂木からもゆっくり帰ることができました。
松山には午後の2時前に到着。
明日の仕事にもゆっくり備えることができました。
来年のモトGPにも行けるように、また1年間頑張ります。