さっきプロ野球の日本シリーズが終わりました。
楽天イーグルスが読売ジャイアンツを倒して初の日本一に、楽天ファンのみなさんおめでとうございます!
息詰まる試合でテレビで観ていても感動的で東北をはじめ、全国のみなさんに元気をあたえたんじゃないでしょうか。
そんな今日、全日本ロードレースでもすばらしいレースがありました。
今年の最終戦が鈴鹿サーキットであり、YSPレーシングの中須賀選手が2ヒートを制し逆転でチャンピオンを獲得しました。
チャンピオン争いも最終戦までもつれ、レース結果次第で4人にチャンピオンの可能性があるという大激戦、ランキング2位の柳川選手ともわずか1ポイント差という大接戦でした。
チャンピオン獲得には、両ヒート優勝しかないないというプレッシャーの中での優勝、こちらも感動ものです。
『中須賀克行が鈴鹿連勝で2年連続4度目のチャンピオン獲得!!』
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2013年11月3日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821Km)
■レース距離:第1レース14周/第2レース15周
■観客数:14,000人
■天候:くもり ■コース:ドライ
中須賀克行が最終戦MFJ-GPで、レース1、レース2を制して、大逆転でチャンピオンを獲得。中須賀にとって2年連続4度目のJSB1000タイトルとなった。
予選Q1、Q2で最速タイムをマークし、Q2ではコースレコードを樹立した中須賀は、レース1、レース2ともにポールポジションスタートとなった。
レース1で中須賀は、秋吉耕佑(ホンダ)、津田拓也(スズキ)、柳川明(カワサキ)、高橋巧(ホンダ)らと激しいトップ争いを展開。10周目の逆バンクでトップの秋吉を攻略した中須賀は、ここから一気にペースアップすると、見る間に後続を引き離して独走優勝。鈴鹿サーキットフルコースで初めて優勝を遂げた。
レース2は、ポールシッター中須賀が好スタートを切るが、S字までのライン取りで秋吉がトップに立つ。しかし、中須賀をはじめ柳川、高橋が秋吉をマークし、この4人がトップグループを形成する。
5周目の西コースで雨が降り始め、ここで上位陣はペースダウンする波乱が起きる。そしてこの間に渡辺一樹(カワサキ)がトップに立ち独走。これに素早く呼応したのが中須賀で、ペースを上げると渡辺を猛追。5周目終了時でトップ渡辺と中須賀には3秒6差があったが、6周目に0.596秒差となり、7周目に中須賀はトップに浮上。そしてその後は独走で優勝。スポーツランドSUGOから4連勝、今季5勝目を記録すると、2年連続4度目のチャンピオンを獲得した。