大学、ビックバンドとの出会い | アマチュアのどうでもいい話

アマチュアのどうでもいい話

しがないアマチュアの、無意味な自分語り。
まずは「前置き」からどうぞ

友達の家で飲んでいて、5℃の部屋で布団を掛けずに床寝したため
なんだか体調悪いっす。明日仕事行きたくねー。

大学でも僕はジャズをやっていたんだけど、何だかんだで一番実りの多い時期だった気がします。
…という訳で大学編を書きます(恐らく練習の話ばかりになりそう、スマヌ)

高校でのジャズ研を通して、セッションをもっと追求すると決めた僕は、
入学前からインターネットでその大学の部活を調べており…すでに入る部活に目星をつけていた。
大学で唯一のジャズ部ということもあり、入学式を終えた足で部室に向かった。
部室は高校時代と比べものにならない広さで、部員が数十人近くいることに驚いた。
一体いくつのバンドが在籍しているのか、自分に出番が回ってくるのか心配したが
…勘違いしていたことに気づく。


そこは僕がやろうとしていたセッションというより、ビックバンドの部活だったのである。
(言ってみれば坂道のアポロンをやりたくていった場所が、スイングガールズだったような感じ)
http://www.youtube.com/watch?v=E3SF4BbBcpA
ここでのギターの役割にアドリブは必要なく、メトロノームのように4分を弾き続けるという物だった。
今ではスイング感がついて、やっていて良かったと思うけど…やっぱり地味でもう一度やりたいとは思わない

一応セッションもやっていたが、それはほんの一部のエースプレイヤーのみだった。
小中高と音楽をやっていた人たちのみが、ビックバンドに飽きたらずセッションを行っている。
経歴も素養も、自分とは大違いの人たちだった。
入部前に僕はそのエース級の人たちに無理を言って、枯れ葉をやらせて貰った。

Gmペンタ一発だった自分のアドリブと、その人たちの演奏はやっぱり別格で。
積み上げた物が余りに少ない自分には、とても届かない場所にいる気がした(実は今でもそう思っている)。
部室でのセッションについて教えてもらえるか聞いたところ、厳しい感触だった。
大方の部員はビックバンドに専念し、当然練習もビックバンドのみに限られていたのだ。

結局のところ、本当に自分がやりたいことは自力でやっていくしかないのである。
誰かがそれを与えてくれるのを待っていても…時間が過ぎるだけで何も起こらない。
高校時代の経験から、僕はぼんやりと、何かをする時に出てくる本質を知りつつあった。
ビックバンドを周りに迷惑を掛けないようにこなし、残った時間で本当にやりたいセッションを追求する。
そのための作戦を考えた後、入部を希望した。
エース級の先輩となるべく多くセッションし、自分のものにしたいという願望もあったからだ