無い頭で競馬を考える~パワハラ問題~ | 愛馬と歩む馬なり日記

愛馬と歩む馬なり日記

2016年より一口馬主を始めました。
東サラ・キャロット・シルク・ターファイト・ノルマンディー・ウイン会員です。
好きな言葉は「無事是名馬」です。愛馬もこの言葉のような競争生活を期待してます。
よろしくお願い致します!

木村調教師による大塚騎手へのパワハラ問題について少し書きたいと思います。

パワハラの捉え方、言葉の選び方などについて至らない点があれば申し訳ありません。

 

木村厩舎には何頭も愛馬がお世話になっています。

オープン馬はいませんが、これから更に活躍してくれる予感がある仔ばかりです。

ノーザン天栄との連携で馬をよくしているイメージで、ノーザンの言いなりだ!なんていう人もいますね笑

確かにノーザンの影響が強い厩舎だと思います。

ですが、それは厩舎の強みにもなりえると思います。天栄の管理スケジュールと連携して良い馬をいい状態で調教していく。

これを繰り返して、厩舎が学んでいけば、より良い厩舎へと成長できると思います。

今はそこまででもとは思いますが、木村厩舎は将来的にはより力を付けてくる厩舎だと思っています。

 

その中で、所属騎手へのパワハラ問題。

これからという時期にこれは社会的に信頼を失墜しかねない事態となりました。

 

実はパワハラと思われるものを私も受けた経験があります。

 

前職の上司で、仕事が出来て面倒見も良い人でした。

ただ、私がミスをしたまま放置していると、ここでは言えないような言い方で休みの日でも夜中でも電話を入れてくる人でもありました。

 

これに関しては言われた自分のミス・自覚の無い意識で仕事をしていたことに対しての叱責であり、私が悪いのは確かです。

しかし、当時若く慣れない業務に追われていた自分としては、怒ってくれる上司がいるのが今を思えば貴重だった反面、また電話がかかって来るのではないかと休みでも休んだ気になれずに精神をやられている感覚でした。

 

モノを知らない私ですが、家族へ相談したところ、パワハラじゃない?といわれ、自覚しました。

そこで訴えたり、他の職員へ相談することも考えましたが、私はしませんでした。

他の職員が愚痴を受け止めてくれたり、その上司へ釘を刺してくれたり。。。助かっていました笑

 

何より、肝心の上司が人間的には頼りになる人だったのもあるでしょう。

先にも述べましたが、その上司は常に怒鳴り散らすのではなく、筋違いなことやミスに対して厳しいだけで、雑談や冗談をしてくれますし、食事をしながら相談に乗ってくれる人でもありました。

その指摘も私をさらに上のポストへ上げられる人間にするべく鍛える意味合いもありました。

 

今はその職場を離れることとなりましたが、今を振り返れば、あの時があったからこそ今の自分があると思いますし、社会人として学ぶことが出来て貴重な時間だと思います。

あの上司に関して、今の感情は憎悪などではなく、感謝です。

 

さて、長々私の話をしてしまいましたが、木村先生と大塚騎手の関係について述べるのは難しいです。

なぜなら、私が当事者ではないからです。

どのようなやり取りがあったか、双方がどういう思いがあってこういう事態になったかは、調べればわかるかもしれませんが、本当の思いというのは本人たちにしかわかりません。

それを外野の自分がどうこう言うのは失礼だと思っています。

 

勿論木村先生にお世話になっているからといって、擁護するつもりはありません。

ならぬものはならぬのです。

大塚騎手についてどうこう述べるつもりもありません。

 

ただ、木村先生のコメント通り教育的な意味合いがあるのであれば、昔の私と上司との関係に似ているなと思ったのです。

それもあり、体験談を載せました。

 

パワハラを美化するつもりはありません。

社会にはパワハラによって本当につらい思いをされている方が多いと思います。

私も結果的には自分のためになったと思えるようになりましたが、そう割り切れない状況にある人がいるのは確かです。

 

このブログで結論を出すつもりはありませんし、出せません。

人間関係の問題というのは、古今東西難しいです。

 

それだけに、今自分の周りにある良い人間関係、良縁を大切にしたいと思います。

少し趣旨とずれる結びで申し訳ないと思いますが、このブログで繋がれた皆様との縁を今後とも大切にしたいと思います!