「9条のイメージに助けられている」 アフガン支援の医師・中村哲さん 銃撃受け死亡 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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中村哲医師が死亡 アフガンで銃撃受け 右胸に銃弾 政治テロかは不明

 

https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/030/160000c?fbclid=IwAR1u0YLUAPiiREVNrdnKuXEzL4j5iTf7ec7cOoIYZ8OD_uYmv8CiJBwJRgA

 

 

「9条のイメージに助けられている」 アフガン支援の医師・中村哲さん

 
 
 

死亡の中村医師 第一回沖縄平和賞で語った沖縄への思い

 
 
 

中村哲医師の訃報に接して(コメント)

 
 
 
 
ショックだ。こんな大切な人を亡くしてしまった。
日本における9条の空洞化が彼の命を奪ったのではないのか。

5年前に中村哲さんご自身がこう語っていた。

「戦乱のやまぬアフガニスタンで30年近く支援活動を続ける医師の中村哲さん(67)は、憲法9条を持つ日本の平和的なイメージに何度も助けられてきたという。

侵略者とみなされる欧米人がテロの対象になる一方、日本人は『武力で他国を侵略しない国』とされ、敵意を向けられてこなかったためだ。

暴力と憎しみの連鎖のただ中に身を置く異色の医師は、憲法が禁じる集団的自衛権が行使されるようになれば、『海外で活動する日本人に危険が迫る』と警鐘を鳴らす。」

 
 
 

日本・アフガニスタンのNGOによる共同声明

 

アフガニスタンでのNGO活動に向けた武力攻撃に対して強く非難します。

2019年12月4日

 

2019年12月4日、アフガニスタン東部・ナンガルハル県ジャララバードで発生した、ペシャワール会(現地名PMS)の車両に対する武力攻撃により、現地代表の中村哲氏と現地スタッフ5名の命が奪われました。人道支援に従事する民間人への攻撃に対し、日本国際ボランティアセンター(JVC)とYour Voice Organization(YVO)は強く非難します。

 

JVCと、JVCアフガニスタン事務所が独立した現地パートナーYVOは、PMSと同じくアフガニスタン東部・ナンガルハル県を活動地とし、識字教育と平和教育を行っております。 活動地だけではなくアフガニスタン全土の人々が、中村氏やPMSの活動に対し深い敬愛をもっていることを、YVO・JVCスタッフともに肌で感じています。

 

今回の事件に対しては、「本当に申し訳ない」「アフガニスタンに尽くしてくれた人を、アフガニスタンが守ることができなかったことが悔しい」とアフガニスタンの人々からも深い悲しみと怒りの声が多く届いています。

 

アフガニスタンでは紛争が止まず、一般市民の犠牲が増え続けています。厳しい状況の中でも、人々の安心・安全な暮らしを一刻も早く取り戻すため、多くの市民団体が現地での活動を続けており、それらを攻撃するいかなる暴力行為に対しても、私たちは断固として抗議します。

 

このたび犠牲となった方々、そのご家族・ご友人・関係者の方々へ心からお悔やみを申し上げるとともに、私たちとしても引き続き、教育支援と、暴力に傾倒しない平和で安定した地域づくりの取り組みを決して諦めてはならないとの思いで活動してまいります。

 

特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
アフガニスタン現地NGO  Your Voice Organization(YVO)