一糸乱れぬ右向き・改憲シフト | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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台風によるもの凄い雨風が伊豆半島北部の山の中も吹き荒れたが、9日の朝方にはそれも収まり、こちらは大きな被害も無かった。

しかし伊豆半島東部の伊東市などでは甚大な被害が出ていた。

その後、北アルプスの白馬岳山行に出かけたのだが、そんな中、内閣改造があった。

たいして関心もなかったが、相変わらず安倍友仲間の身内内閣のようだ。

共産党の小池書記局長の談話が面白い。

 

一糸乱れぬ右向き・改憲シフト

改造内閣 小池書記局長が指摘

2019年9月12日【1面】

 

 「日本共産党の小池晃書記局長は11日、東京都渋谷区の党本部での記者会見で、第4次安倍晋三再改造内閣の顔ぶれについて感想を問われ、「一糸乱れぬ右向きメンバー、安倍首相の“お友だち”ばかりの改憲シフト内閣だ」と指摘し、「論戦で真正面から対決し、一刻も早く退陣に追い込みたい」と述べました。

 

 小池氏は、内閣改造に際して安倍首相が掲げた「安定と挑戦」についても問われ、「安倍首相にモノを言う人がいない、首相にとっての『安定』と、改憲勢力3分の2割れという参院選で示された民意に反し、真正面から改憲を迫る意味の『挑戦』だ」と強調しました。

 

 さらに、内閣改造と同時に行われた自民党役員人事で留任した二階俊博幹事長が、同日の会見で憲法改定をめぐり「党を挙げて努力を重ねたい」と述べたことについての質問には、「参院選で示された民意は、『期限ありきの性急な改憲には賛成できない』ということだ。民意を無視した発言だ」と批判しました。」    「しんぶん赤旗」より転載

 

 

碌でもない連中がオンパレードで、改憲への執念だけが見え隠れする内閣だね。

 

「小泉進次郎環境相が福島原発の汚染水の海洋放出について「所管は環境省ではない。経産省の小委員会で議論されている」と発言したのがほとんど報道されていない。この一言で彼が改革者どころか官僚の振り付け通りに動く既得権益側の政治家であることが見え見えなのに。」



「河野防衛相が防衛省での就任会見を一方的に打ち切る暴挙に出ました。(以下、防衛省のHPより)
Q:大臣は、かねて脱原発の考え方をお持ちでしたが、現在も変わらないのでしょうか。
A:所管外ですので、お答えは差し控えます。
Q:一政治家としては。
A:所管外です。
Q:なぜ答えないのですか。
A:閣僚ですので、所管の中のものを答えます。
引用終わり
このあと「失礼します」と言って、一方的に会見を打ち切り、会見場から退出。説明責任を軽視している証拠です。」

 

 

以上FBより

 

「朝日新聞」より

萩生田文科相「私の名前使い調整図った人が」 加計問題

 

 

 

「東京新聞」社説から一部引用

こんな当たり前の事が通らない日本という国の末期的症状。

 

 

「首相はきのうの会見で「令和の時代の新しい日本を切り開いていく。その先にあるのは憲法改正への挑戦だ。困難でも、必ずや成し遂げる決意だ」と強調した。

 

 二〇二一年九月に党総裁の任期を迎える首相は、一九五五年の自民党結党以来「党是」としてきた憲法改正を実現し、歴史に名を残したいに違いない。

 

 とはいえ、改憲が国民にとって喫緊の課題とはとても思えない。

 

 共同通信社が八月十七、十八両日に実施した最新の全国電話世論調査によると、安倍首相の下での改憲に反対が52・2%と、賛成の35・5%を大きく上回る。

 

 参院選直後の七月二十二、二十三両日に実施した同様の調査では安倍内閣が優先して取り組むべき課題は「年金・医療・介護」が48・5%と最も多く、「景気や雇用など経済政策」(38・5%)「子育て・少子化対策」(26・0%)と続く。「憲法改正」は6・9%にとどまる(複数回答)。

 

◆まっとうな政治に戻せ

 

 社会保障や雇用など国民の多くが望む暮らしの安定よりも、国民が望まず、緊急性もない改憲を優先させるようなことがあってはならない。衆参両院での与党多数という政治資産は、国民生活の安定にこそ、振り向けるべきである。

 

 安倍首相は十一月には在職期間が戦前の桂太郎を超え、歴代一位となる見込みだが、「長きをもって貴しとせず」である。

 国民やその代表たる国会と謙虚に向き合い、政治の信頼を回復する。そんなまっとうな政治姿勢こそ安倍政権には求められている。」

 

 

総括的批判は下記の「リテラ」からどうぞ。

 

 

安倍内閣はタマネギだらけ! マルチ広告塔、ハレンチ疑惑、パワハラ、カジノ脱法献金…チョ・グクに騒ぐマスコミはなぜ追及しない   

 

「新しい時代の国づくりを力強く進めていくための布陣を整えた」──昨日、第4次安倍第2次改造内閣が発足し、記者会見で安倍首相は新内閣について「自民党は『老荘青』、人材の宝庫です」などと語った。

 

「人材の宝庫」って……(苦笑)。この新内閣の実態は、どう見ても「お友だちの不良品一掃内閣」「極右不正政治家集結内閣」だろう。

とにかくひどい顔ぶれだが、これを見てまず思い出したのが、最近のワイドショーの報道だ。ワイドショーは、連日、文在寅大統領側近のチョ・グク氏のスキャンダルを取り上げ、法相就任を「日本ではありえない」「異常」などと攻撃してきた。実際、9日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)では、司会の宮根誠司がこんなことを言い放っていた。

 

「これ普通、日本だと“疑い”ですよ。家族でもなんでも、なにか“疑い”。怪しいことがあったら、まあ高岡さん(読売テレビ解説副委員長)、日本だったら総理大臣が任命しませんよね、法務大臣に」

 

安倍総理だったら疑惑がある人を大臣なんかに任命しない」って、まったくよく言ったものだ。『ミヤネ屋』をはじめとするワイドショーは、チョ・グク氏が玉ねぎのように皮を剥いても剥いても疑惑が噴出することから名付けられた「タマネギ男」という呼称を嬉々として連発してきたが、はっきり言って、安倍首相によるこの新内閣のほうがずっと「疑惑のある人」だらけの「タマネギ内閣」だろう。

 

 まず、国民を舐めきっているとしか思えないのが、再入閣組だ。高市早苗氏は総務相に再任したが、高市氏は総務相だった2016年に“国は放送局に対して電波停止できる”と国会答弁し、大問題に。また、厚労相に返り咲いた加藤勝信氏も、昨年、働き方改革一括法案の国会審議でデータ捏造が発覚した上、インチキ答弁を繰り返したばかりだ。

 

 この高市総務相の暴言と加藤厚労相のデータ捏造とインチキ答弁は、その段階で大臣を辞任すべき問題だった。だが、安倍首相は側近である両大臣の問題をスルーして続投させ、内閣改造で首を挿げ替えただけ。その結果、こうして問題大臣が同じポストに再び収まったのだ。信じられない人事と言うほかない。

 

 しかも、この2人には重大な疑惑とスキャンダルもある。高市氏はやはり総務相だった2016年に計925万円の「闇ガネ」疑惑が浮上するなど、カネにまつわる疑惑が数々持ち上がってきた(詳しくは過去記事参照)。さらに、加藤氏は、マルチ商法としてたびたび社会問題化し、昨年経営破綻したジャパンライフの“広告塔”を務めてきた人物。ジャパンライフは史上最大の消費者被害を出した安愚楽牧場に次ぐ被害規模として現在、捜査が進められているが、そんななかで“広告塔”としての責任を問うことなく大臣に再任するなど、まったくもってありえない。

 

 だが、これはまだ序の口。安倍内閣過去最多の13名となった初入閣組も、かなりの「タマネギ」揃いだ。

 

 そのひとりが、経産大臣に抜擢された菅原一秀氏。一昨日、本サイトでは、2016年に「週刊文春」(文藝春秋)で元愛人からモラハラ被害を告発され、菅原氏が当時27歳だったこの元愛人に「女は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」と言い放った挙げ句、「子供を産んだら女じゃない」とまで言っていたという問題について取り上げたが、菅原氏をめぐってはカネの疑惑も取り沙汰されてきた。」

 

 

全文は下記から。

 

https://lite-ra.com/2019/09/post-4967.html

 

 

実施中

第4次安倍再改造内閣、期待が大きい? 不安が大きい?

https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/39583/result

 

 

 

 

台風一過などと一昔前はよく言っていたが、今台風一過なんて滅多にお目にかかれない。

台風が過ぎ去った北アルプス白馬岳も曇り時々小雨模様だった。

白馬岳も9月は大雪渓の雪が一番少ない時期で、だから登山者の数もグッと少なかった。

眺望もほとんど無かったが、雷鳥が次々と出迎えてくれて嬉しかった。