戦死というと銃弾で撃たれて死ぬイメージが浮かぶが、インパール作戦などの戦史を学ぶと分かるけど、自給作戦と称して補給を考慮しない大日本帝国の軍隊は餓死が圧倒的に多かった。
兵隊などと言うものは消耗品だから、その命は鴻毛よりも軽かったのだ。
それでいて、最高幹部は死を免れて天寿を全うしたりしているのだから、死んでいった兵隊たちは浮かばれない。
そんな戦争の実相を暴いた次のインタビュー記事が凄い。
「この部隊の戦没者のうち約76%が終戦前の約1年間に集中しています。しかも、その73%が「戦病死者」。つまり「戦闘」ではなく、戦地における日々の生活の中で亡くなった。敗戦色が濃厚になるにつれ、兵士たちは戦闘どころではなく、生きることに必死だった様子がうかがわれます。
戦病死の中には、「餓死」が大きなウエイトを占めていました。」
全文は下記から。
飢餓、自殺強要、私的制裁--戦闘どころではなかった旧日本軍
今また、皇軍の兵士を育てるために、トンデモ教科書が大手を振るいつつある。
恐ろしいね。