うーん、こんな事知らなかった。
高畑勲監督の本当の狙いは、ここにあったのか。
涙涙で感動した映画「火垂るの墓」の「火垂る」は何で蛍じゃないのかと、少し考えれば気がついたのかも知れないけど、そんなこと考えずに泣いていた。
芸術家とか作家とかの凄さを見る思いだ。
「亡くなった高畑勲監督を追悼して、日本テレビ系映画番組「金曜ロードSHOW!」で再放送された監督の代表作「火垂るの墓」。神戸の大空襲を実際に体験した野坂昭如氏の小説を原作にした不朽の名作。今回、日本人なら誰もが知るこの映画のポスターにはある「メッセージ」が隠されているという声がネット上であがり、話題となっています。それがこちらポスターです。
一見すると映画の主人公である兄の清太と妹の節子が、美しい蛍の光が飛び交う夏の草むらで仲良く戯れている場面にしか見えません。しかしポスターの上の部分をよく見ると、そこに描かれた黒い影が目に入ります。
そうです、黒い影の正体はアメリカの大型戦略爆撃機B29。第二次世界大戦末期から米軍の日本本土空襲の主役として導入され、日本人は「超空の要塞」と恐れていました。そしてこのポスターのB29からは火の玉が地上に向かって降り注いでいます。その焼夷弾と見られる火が、蛍の光となっていたのです。
つまり「火垂るの墓」とは「蛍」をもじった表現で、文字通り「火(米軍の焼夷弾)が垂れる墓」。Twitter上でポスターの画像の分析を行ったツイ主のコミナミ・コミ(@comicloverhouse)さんのツイートはすでに7万件以上リツイートされ、13万件ものいいねがついて話題となっています。Twitter上では「火垂るの本当の意味を知って鳥肌が立った」や「30年気づかぬままでした」といった声が多数寄せられています。
故・高畑勲監督の代表作「火垂るの墓」はこれからも戦争の悲惨さを見るものに伝え、盲目的で反省のないナショナリズムの辿り着く先を私たちに示してくれることでしょう。」
昨日は天気も良いので、散歩の延長で北伊豆の名峰・玄岳に登ってきた。
伊豆スカイラインはかなりの車とオートバイがさすがに連休だけあって、行き交っていて、展望台では多くの人たちが感嘆の声を上げていたが、登山道でも山頂でも誰とも会わなかった。
いつ来ても、天気さえよければここは最高だ。スマホのカメラなので、画質はいまいち。
右側に富士、市街地は函南・三島・沼津あたり。富士の手前の山は愛鷹連山。駿河湾の手前の山は沼津アルプス。
相模湾を望む熱海の市街地に真鶴半島。
逆さ富士の氷が池。