福島第1原発事故からの復興「進んでいない」75%=時事調査/復興五輪なんかやっている場合なのか | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「時事通信社が実施した「東日本大震災に関する世論調査」で、地震で被災した地域の復興が進んでいるか聞いたところ、「進んでいない」との回答が「進んでいる」を上回った。

 地震や津波で被害を受けた地域の復興が進んでいるかについて「とても進んでいる」2.2%、「まあ進んでいる」42.8%の計45・0%に対して、「全く進んでいない」3.8%、「あまり進んでいない」43.8%の計47.6%となった。

 特に東京電力福島第1原発事故からの復興については「進んでいない」「あまり進んでいない」の合計が74.8%に達している。

 一方、政府が進める原発の海外輸出戦略についても是非を聞いたところ「やめるべきだ」38.2%、「どちらかといえばやめるべきだ」34.7%の「反対派」が計72.9%にのぼった。安倍内閣の支持層でも66.0%が「やめるべきだ」と回答した。」

 

 

安倍内閣「支持する」42%「支持しない」36% NHK世論調査

 

「NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より2ポイント下がって42%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、1ポイント下がって36%でした。」

 

 

フェイク総理をそれでも支持すると答える国民が5割近くもいる異常。

その問題を鋭く突いた「水島朝穂早大教授・平和憲法のメッセージ」は下記から。

 

「安倍首相の常套句に「加速化」がある。震災から2年の年に、「復興の加速化」をぶち上げた。「スピード感をもって」と同様、いかにも「やっています」というポーズを象徴する言葉だ。復興2年目の直言「「復興の加速化」のなかでの忘却」ではこう書いた。「・・・安倍首相の言葉で一番違和感を覚えたのは、「復興の加速化」である。やたら「加速」という表現が目立つようになった・・・。原発の問題については、福島原発事故の収束の目処がついていないにもかかわらず、早々に原発の再稼動を決めただけでなく、原発の新設までも打ち出した。「加速」されたのは「脱・脱原発」だけだった。また、「国土強靱化」で巨大公共事業を全国展開しようとしたため、肝心の被災地復興のための資材が足らなくなるという本末転倒の事態になり、復興はさらに遅れている。・・・」と。」

 

全文は下記から。

 

「復興五輪」というフェイク――東日本大震災から8年