樹木希林さん辺野古訪問 ドキュメンタリー番組収録
「「万引き家族」の宣伝キャンペーンや、カンヌ映画祭参加、公開初日舞台あいさつをともに行ってきた。是枝監督は「ご自身の中に残ったエネルギーと冷静に向き合い、コントロールされながら、それでも役者の仕事を全うされようとしているその姿勢に頭が下がりました。身体が弱ってからもどこかその、初めての体験を面白がっているようなところがあり、すごみ軽やかさの同居した姿は、神々しくさえありました。最期の瞬間まで、本当に見事な、いかにも希林さんらしい人生の締めくくり方をされたと思います」。
是枝監督は「もう、杉村春子さんや、森繁久弥さんや、久世光彦さんの、モノマネを混じえた楽しいお話をうかがえないのは本当に寂しいですが、心よりご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました」と締めくくった。」 「日刊スポーツ」より一部引用
「樹木希林がとうとう亡くなってしまった。数週間前から体調の悪化を報じられていたため、予感はしていたが、実際に訃報に接すると、大きな衝撃と喪失感を感じざるを得ない。
それは彼女が役者として唯一無二の存在感を発揮していたからだけではない。日本的な同調圧力に屈せずに自分のペースをつらぬく生き様や語り口が私たちに勇気を与えてくれていたからだ。
また、樹木は芸能界で「政治的」と忌み嫌われるジャンルに踏み込むことも厭わなかった。その典型が、2015年に東海テレビで放映された『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』だろう。
樹木はこのドキュメンタリーでナビゲーター役を務め、残留孤児、原爆、特攻隊、沖縄戦など戦争の悲惨さについて、真剣に迫っていた。」 「リテラ」より一部引用
全文は下記から。
http://lite-ra.com/2018/09/post-4258.html
「万引き家族」の快演が印象的だったなぁ。
何ともとぼけた味を醸し出す凄い俳優だったと思う。
まだまだ75歳じゃ、これからやりたいこともたくさんあったのではと思うけど、残念でならない。
合掌。