厚労省が重い腰をあげて漸く踏み切ったブラック企業名簿。
まあ一歩前進なんだろう。
これ以外にもパワハラ・セクハラ・マタハラ等々たくさんあるんだろうと思う。
今の若者を巡る労働環境の話を聞くと、酷いなあと思うことが度々ある。
労働者が人として扱われない現状を聞くにつけ、そんなことでこの国は生き残れるのかなと思わざるを得ない。
少子化問題を深刻だと考えるなら、人並みの生活を出来る賃金と労働時間を労働者に与えよ!!と声を大にして叫ぼうよ。
労働組合の影が薄くなって、ホントに政治も経済もやり放題。
僕は市民運動を否定はしないし、僕自身もそうした活動を追求してはいるけれど、やはり主人公は組織された労働者だと思う。
市民運動は自由だし、メンバーの意見が反映された運動をしやすいが、いかんせん金がない、人手が足りない。そして大きな集団がない。その点、労働者と労働組合は違う。
安倍晋三のジイサンが「デートも出来ない警職法」を成立させようとしたとき、時の総評傘下の労組はストまで打ったと言うし、全国で400万人が反対行動に参加したという。
そうした労働者と労働組合の力強い運動の勃興を心から期待している。
労働基準関係法令違反に係る公表事案
厚生労働省労働基準局監督課
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf