小綬鶏
この小綬鶏という鳥は、余り飛ばないで地面を歩き回っているけど、その鳴き声も尋常じゃない。
我が家では「ピーチョホイ」と名付けているけど、早朝から「ピーチョホイ ピーチョホイ」と大声で鳴きわめいている。
可笑しいのは、今の時期は雌の後を雄が鳴きわめきながら追いかけている事だ。
これが夏の時期になると、親鳥の後を雛たちが追いかけて、庭の中を歩き回っている。
道路なども親子共々横断するから、車にひかれないかとヒヤヒヤする。
今は我が家の周りの林の中で、恋の鳴き声を繰り返す。
そしてこれ!
ヒヨドリ。
このヒヨドリ、最近は菜園のカラシナの芽を食べることに夢中のようだ。
カミサンが気がつくと「これこれ君たち、それを食べては駄目でしょう」などと畑に抗議に行くが、相手も「このおばさんは怖くないぞ」とばかり、素知らぬ振りをしているのが面白い。
すべての生き物にとって、食べ物をどう確保するかと言うことは、子孫を残す最も基本的問題だけど、人間以外仲間を大量殺戮する種族って、どのくらいいるんだろうか。
ようやく春が来た。
日本の社会にも、一刻も早く春が来て欲しいなぁ。