子どもたちの命より利権が大事!?/福島県小児科医会 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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甲状腺検査縮小も検討を

福島県小児科医会が要望

 

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要望書を提出する福島県小児科医会の太神和広会長(右)=25日午後、福島県庁 

 

 

東京電力福島第1原発事故の健康影響を調べるため、福島県が県内の全ての子どもを対象に実施している甲状腺検査を巡り、県小児科医会(太神和広会長)が25日、検査規模の縮小を含め、検査の在り方を再検討するよう県に要望した。

 

 小児科医会は、これまでの検査で多数の甲状腺がんが発見されたことにより、検査を受けた子どもや保護者、一般の県民にも健康への不安が生じていると指摘。検査やその後の治療の進め方を巡り「一部見直しを含む再検討が必要」とし、関係機関に対応を求めた。

 

 太神会長は、検査規模を縮小しても放射線被ばくによる影響の有無などを把握することは可能との認識を示した。

 

 

「共同通信」より転載

 

 

何なんだろうね、この医者連中。

不安は検査するから生まれるのか。

馬鹿も休み休み言えだね。

検査しないから、我が子は安心できるのか不安が生まれるに決まっているだろうに。

 

検査すればするほど現状の酷さが明らかになるから検査体制を縮小したいと言う、国だか県だか原子力ムラだかの意向を受けて、こんな事を提言する小児科医会なんて信用出来るわけがない。

 

福島)甲状腺がん検査の継続・拡充、家族会が県に要望書

 

 

東京電力福島第一原発事故後の県民健康調査で甲状腺がんと診断された子どもたちの保護者らでつくる「311甲状腺がん家族の会」は23日、県に「甲状腺検査の拡充」を求める要望書を提出した。同会は、県民健康調査の検討委員会に「甲状腺検査の縮小に向けた見直しの動きがある」として、「会員は検査でがんを早期に見つけ、治療ができた」とそのメリットを訴えた。

 

 家族会の代表である河合弘之弁護士や牛山元美・さがみ生協病院内科部長(神奈川県)らが同日、県庁で小林弘幸・県民健康調査課長と会談し、内堀雅雄知事あての要望書を提出。「広く検査することこそ住民の安心につながる」と強調した。県側は「(将来的に症状が出ないような潜在がんを検診で見つけてしまう)過剰診断のデメリットを指摘する専門家がいる」と話した。

 

 同検討委では今年3月末までに173人にがんの疑いがあると診断されたことを受け、「現時点では被曝(ひばく)の影響とは考えにくい」と評価しているが、県小児科医会は先月、「一般的発生頻度を大幅に上回る(がんの)多数報告」で県民の間に「健康不安が生じている」とし、「一部見直しを含む再検討が必要」とする総会声明を採択した。

 

 こうした動きに対し、家族会は会見で「会員の中には手術待ちや手術後の1年程度の短期間に腫瘍(しゅよう)が進行したり、再発・転移したりする子がいる」と説明。要望書でも、県内で発生している甲状腺がんが「進行が遅く、すぐ治療しなくても寿命に影響しない」という「過剰診断論の根拠」を調査して示すよう求めた。(本田雅和

 

「朝日新聞」より転載

 

 

早くから子どもたちの甲状腺癌の多発に警告を鳴らし続けている岡山大学の津田教授は「もし県小児科医会が甲状腺検査の規模縮小を考えているとしたら、福島県にとどまらず全国の小児科医の信用を失墜させる。この愚かさは歴史に残る」と指弾している。

 

日本は臭いものには蓋というやり方が横行していて、外国から見ると信じられない国なんだろうなと思う。

嘘八百の政治に長い間浸かっているとそんな国民性が産まれるのかなぁ。哀しいね。

真実を明らかにせずして安心安全など生まれるわけがない。