こんな大臣にTPP交渉を任せることなんか出来ない/姿を消したタカリ秘書の素性 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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“針のむしろ”は続く(21日、記者会見での甘利経済再生相)/(C)日刊ゲンダイ
“針のむしろ”は続く(21日、記者会見での甘利経済再生相)/(C)日刊ゲンダイ



「記憶があいまい」「秘書の行動についてはウソじゃないかと思った」――。金銭スキャンダルを記憶と秘書のせいにして言い逃れようなんて、古い悪徳政治家の典型だ。1200万円賄賂疑惑の甘利明・経済再生相(66)は、野党の追及にシドロモドロ。告発者にタカリまくり“親分”を窮地に追い込んだ秘書は「永田町一のワル」ともっぱら。次なる醜聞が飛び出すのも時間の問題とされる中、タカリ秘書は姿をくらましている。



■「カネのにおいをかぎ分ける男」


  告発者である千葉の建設業S社の総務担当者を“食い物”にしたとされるのは、甘利大臣の地元、神奈川・大和市の事務所を仕切る公設第1秘書の清島健一氏(39)だ。


  週刊文春の記事によると、清島氏はURとのトラブル処理の見返りに、役人への口利き依頼の「経費」などと称して何度も現金や商品券を受け取っただけではない。告発者に会うたび同僚秘書とつるんでキャバクラやフィリピンパブで接待を受け、高級車までせびったというから、まさに“ゲスの極み”だ。



「甘利大臣は次は幹事長ポストを狙っているようで、とにかく事務所を挙げて資金を欲しがっていた。なかでも甘利大臣の信頼が厚かったのが清島秘書です。理由もカネに対する嗅覚の鋭さでしょう。今回の告発者と同じように口利き依頼を請け負った“カモ”から“タカる”がパターン化していたともいわれています。つまりスキャンダルの火種は、まだまだクスブっているってことです」(自民党関係者)



  清島氏は神奈川・逗子市出身。国士舘大学を卒業後、02年から江田憲司衆院議員(現・維新の党)の事務所で働き始めた。03年に江田が落選すると、05年ごろに甘利事務所に移り、11年に公設第1秘書となり、今や地元事務所の「所長」を名乗っている。



  めっぽう酒に強く、どんなに飲んでも乱れないという清島氏。永田町では「カネのにおいをかぎ分ける男」という評判だが、藤沢市内の私鉄沿線にある自宅周辺では「子煩悩なマイホームパパ」の顔を見せていた。



「5年ほど前に引っ越してきて、お子さんは2人。上は小学校入学前の女の子、下は保育園に入ったばかりの男の子です。土日にはラフな格好をして、よく外でお子さんと遊んでいました。奥さまは働かれているのか、平日も保育園の送り迎えをする姿が印象に残っています」(近隣住民)



  最寄り駅から徒歩10分の住宅街で、2階建ての一軒家暮らし。まだ幼い2人の子には“昼間のパパ”の二面性は見せられないだろう。文春が掲載したニンマリしながら現金を受け取る清島氏の写真からは、妙に手慣れた様子がうかがえる。



 「気になるのは、少なくとも醜聞発覚の20日昼から自宅はもぬけの殻であること。家族ごと、いなくなってしまった。大和事務所にも今週に入ってからは一度も顔を出していません」(地元政界関係者)


  来月4日にTPPの署名式を控え、16年度予算成立後、通常国会も後半となる春先にはTPP論戦が本格化する。「TPPの答弁ができるのは甘利大臣だけ」(自民党国対筋)といわれる“片腕”を失いたくない安倍首相以下、官邸と党本部が全力で守れば守るほど、甘利大臣の“針のむしろ”の時間は長引いていく。


  過去にも親分に醜聞の責任を押し付けられて不遇な目に遭った秘書は数知れず、命を落としたケースもある。失踪中の清島氏の身に何事もなければいいのだが……。



「日刊ゲンダイ」より転載



甘利明は第1次安倍政権(2006~07年)、第2次・第3次政権(12年12月~)を通じ、安倍晋三首相の「盟友中の盟友」として政権中枢を担ってきた閣僚だ。安倍晋三の任命責任が厳しく問われる事態だろう。
口利き疑惑が真実だと「あっせん利得処罰法」違反で重大な刑事犯罪だそうだ。
道義的にも辞職して当然だが、安倍晋三本体への打撃を少なくするために「辞任」の申し出を慰留されたという報道もある。
1週間以内に「真相」を明らかにするそうだが、渦中の秘書も国民の前に出てきて真実を述べるべきだろう。
甘利にワイロを渡してた千葉県の建設会社S社の社長、後から「受け取っていない」と言われると困るから、大臣に渡す現金は前もってお札の番号が分かるように並べて写真に撮り、フィリピンパブなどでの接待の時の会話もすべて録音しているそうだから、そうした証拠も国民の前に公表すべきだ。
秘書も告発者も所在不明だそうだが、何事もないことを願おう。

政治を賄賂でねじ曲げるという低次元な政治屋に農業はじめ国民生活に破壊的影響を及ぼすTPP(環太平洋連携協定)交渉の責任者をまかせたままにすることなんか認められる訳がない。


深夜から未明にかけて、震度2から3くらいの地震が頻発している。震源は伊豆半島東部網代あたりの地下10キロメートル
でマグニチュード3.2。
伊東沖手石海丘地下あたりでマグマがうごめいているのかも知れない。伊豆東方沖群発地震の再現でなければ良いが。