安倍首相:「憲法改正への橋は整理された」と意欲示す | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

      

「毎日新聞」より転載




ファシズムとは何か、多くの日本国民は戦前の日本やドイツの状況をファシズムと捉えていると思うが、今や現代日本も広義のファシズム国家に突入していると考えた方が良い。

かもがわ出版「開戦前夜のファシズムに抗して」の中で鹿児島大学の木村朗はファシズムの成立要件として7つの条件を挙げている。

①経済危機の深刻化を背景とした社会の分断・二極化。
 1%が99%を収奪・支配する仕組み。
②政治(国会・議会)の機能不全
③メディアの劣化と機能不全
④司法の劣化と暴走
⑤教育の国家主義的統制と軍事化の動き
⑥国民多数派の沈黙・無関心と少数派(ネット右翼・ヘイトス  ピーチ・橋下維新等)の熱狂の同時進行
⑦日本の国際的孤立

これらは今の日本の政治状況にピッタリ一致している。
戦前の日本と同じ戦争とファシズムへの道を歩みつつあると木村は言う。

安倍晋三は憲法の上に己を置き、平然と憲法改悪を語る所まで増長している。
この内閣の特別の危険性は、従来の経過や枠組みなど一切無視しても自分たちの思想と主張で国家を統制しようとしていることだ。
論議もしない強権発動が沖縄を観るまでもなく当然の日常となりつつある。

こうした内閣はなんとしても早期に打倒する以外ない。
函南でも、先日何人かの有志が集まって「戦争させない!オール函南!」の組織と活動を立ち上げることにした。
今後2000万人署名の活動と併せて、参議院選挙で自・民指定席の静岡の状況を変えられるような取り組みを目指そうというような事を決めた。
各地でも同じような取り組みが燃え上がることを期待したい。