安倍首相は17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設計画について、「白紙に戻す。ゼロベースで計画を見直す決断をした」と述べ、デザインを変更する方針を明言した。
変更理由については、「五輪は国民皆さんの祭典だ。主役は国民一人ひとり、そしてアスリートで、皆さんに祝福される大会でなければならない」と語った。
首相は、19年9月に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)には新競技場の整備が間に合わないことも明らかにした。首相官邸で記者団に語った。
「読売新聞」より転載
あまりに評判の悪い新国立競技場。
何しろ選考委員会の責任者をやった世界的建築家なる人物が、いくら金が掛かるかさえ認識していないという普通の人には考えられない無責任ぶりだからね。
こんな人物が世界的建築家とは、顎が外れる。
金なんか天から降ってくるものくらいの認識しかないのだろう。
シンキロウなんかは、2520億円なんてたいした金じゃないみたいなことまで言っていた。
たいした金額じゃないのなら、自分の資産で賄えよ。
そんな悪評嘖嘖の新国立計画をカッコ良く白紙に戻して、急落する支持率を何とか持ちこたえさせようという意図が見え見えだ。
「安全保障関連法案は国民皆さんの法案だ。主役は国民一人ひとり、皆さんに祝福される法案でなければならない」とでも言って引っ込めるわけにはいかない「戦争法案」。
せめて新国立は見直して国民の支持をつなぎ止めたいわけだ。
NHKやフジテレビなどは「安倍首相の英断」とでも言いたげなニュースをやっていて、笑わせる。
「優柔不断で判断が遅かった安倍首相」と言うべきだろう。
まあ碌でもない計画なんか見直して当然だ。
そんな無駄な金があれば東北支援に回すべきだろう。
何しろ「震災復興五輪」なんて言っているんだから。
しかし逆に言えば、安倍晋三とその取り巻きは、それほど支持率低下を恐れている訳だ。
8月中に支持率30%割れを実現出来れば、「戦争法案」は廃案に出来る可能性が高まるし、安倍政権打倒も現実味を帯びると思う。
昨日「原発なくそうミツバチの会」事務局会議で、「戦争反対!!この指とまれ!!函南アクション」を8月15日敗戦70年記念日にやろうと意思統一した。
何人かの呼びかけで町内パレードをやろうと思う。
但し屋外集会を開催出来る場所探しが難航気味。
市民的民主主義の伝統が弱く先例がまったくない町で、この種の取り組みを行うのは大変だが、何とか成功させたいと思う。